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土屋アンナ×Soul Bird Music School北出治男講師 対談インタビュー
モデルや女優だけにとどまらず、2005年よりシンガーとしても活躍してきた土屋アンナ。間もなくビルボードライブで開催されるクリスマスライブでは、彼女のパワフルかつ繊細なヴォーカルに加え、ゴスペル隊にSoulbird Choirが登場する。そこで今回、2006年よりSoul Bird MUSIC SCHOOLのチーフインストラクターとして就任し、現在に至るまで4000人を超すゴスペル・ボーカリストを指導してきたカリスマ、北出治男講師との対談が実現した。
クワイアと歌うと、後ろから背中を押されている気がして、鳥肌が立つ
??今年のクリスマスゴスペルコンサートに向けての意気込みは?
土屋アンナ:激しいだけじゃない、音楽に対しての情熱があることを伝えたいし、聞かせたい。自分の100%をだしきって、きてくれたお客さんの心に何かを残したいね。
北出治男:僕がはじめてアンナさんにあったときは『激しいロック』というイメージだったけど、どこか『ブラック』な、匂いがしたのを覚えています。
土屋アンナ:好きだからね。でも神様からいただいた自分の声帯は生かしたいから、ブラックミュージックを真似するだけじゃなくて、吸収できるテクニックはどんどん学んでプラスしていきたい。いつかは、聞いてきた音楽で感動したものを自分の中にも取り入れていきたいって思っている。
??先日、ソウルバードミュージックスクールのゴスペルコンサートにゲスト出演されましたよね。
北出治男:アンナさんのイメージは「ロック」や「アコースティック」が強いとおもうので、来場されたお客さんもクワイアとの化学反応にびっくりされた方が多かったみたいで、僕の方にもかなり反響がすごかったんですよ。それをこの冬はアンナさんの好きなレパートリーでできるからね。
土屋アンナ:うれしいな。でもクワイアって、楽器では奏でられない音や息が感じられるのが魅力だよね。だからクワイアと歌うと、後ろから背中を押されている気がして、スイッチが勝手に入る。同じ音楽は二度と作れない、だからこそ鳥肌の立つ音楽が出来上がるのだな~と思う。それにクワイアとやることによって、自分自身もっと音楽が好きになれるからすごいよね。
北出治男:今回はアンナさんのオリジナル曲にもクワイアが入ってアレンジして演奏することが、僕自身、すごくわくわくしているし、かなり懸けている部分があります。特にアンナさん自身で思いを乗せて作詞した『Melt Into Blue』、この曲がどうなるのか楽しみです。
土屋アンナ:本当はあの曲もCDにするのがすごく嫌だったの。人の声があればあるほど重みも厚みもでるから、私一人の声じゃなくて、クワイアとの演奏をCDにしたかったくらい!
北出治男:それはうれしいですね。頑張ります。クワイアメンバーもすごく喜ぶと思います。
??今後の目標は?
土屋アンナ:やっぱり、海外もいきたいよね。怖がっているだけで行ってみたら平気だと思うし!日本のゴスペルを聞かせたいと思うくらい、まだまだ上はあるよね。
北出治男:行ってみたいねー、怖いけど(笑)
土屋アンナ:意外と平気でしょ!「日本人だけどどうよ!」って感じで堂々としてれば大丈夫だよ。それに日本って、本当はゴスペル文化があるはずなのに隠れている部分があるから、もっともっとでてほしい。
北出治男:今の日本では20万人くらいゴスペルを歌っているらしいけど、その中でもクリスチャンは1割くらいしかいないからね。残りの9割の人は単純に「音楽」としてとらえて解放や自分の為に歌っている。だから、もっともっとひとつの音楽としてたくさんの人に歌ってもらいたい。
土屋アンナ:音楽って本当に未知だと思う。歌っている人・奏でている人が真実でないと聞いている人の心を動かせないんだろうね。だから嘘は付けない。…音楽で時代を変えたいよね。
北出治男:そうだね。このクリスマスゴスペルコンサートで、パワーを出し切って、音楽の時代を変えていきたいね。
北出治男[Haruo Kitade]
幼少より音楽に親しみ、16歳で音楽活動を開始。R&B、POPS、ROCKなどジャンルレスに歌い続けていたある日、KURT CARRのCDに出会いゴスペルミュージックに心酔。以降様々なクワイアで活動し、多数のライブ、クラブイベントなどに出演、満員御礼など好評を得る。20歳より、大手音楽スクールやカルチャーセンターなどで講師活動をスタート。
2006年Soul Bird MUSIC SCHOOLのチーフインストラクターに就任。以後現在に至るまで、4000人を超す、ゴスペル・ボーカリストを指導。本業のボイストレーナーをする傍ら、HAN-KUN(湘南乃風)、EYES、Samurai Troopsなどの楽曲・コーラスアレンジや、土屋アンナ、JAY’ED、ko-dai(ソナーポケット)、小林太郎、NABA-B(Digi cut)、吉永あゆり、KOHYA(S.R.S)などのヴォイストレーニングを手掛ける。また、自身のゴスペルグループ「The Continental Family」においては、近畿圏を中心に全国的にライブ活動を行ない、『One Voice』を合言葉に会場に足を運んでくれるお客様と感動を共有するため日々精神中。
リリース情報
今後のライブ情報
土屋アンナ ゴスペルライブ in GLORIA CHAPEL
日時:12月16日(火) OPEN 18:30 START 19:00
会場:キリスト品川教会グローリア・チャペル
[料金] 全席指定¥6,500(税込) ※3歳以上チケット必要
COUNTDOWN PARTY 2014 → 2015
日時:12月31日 (水)OPEN 21:00 START 21:30 END 26:00
会場:アレーナチッタ(フットサルコート)
チケット:前売り¥2,000 当日¥3,000 発売中
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