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【#BJMA】2014年ビルボードジャパン・チャート解析/兼田弘子
チャートで遊んでみた
今回公開された体験型イヤーエンドチャートを拝見しますと、音楽の楽しみ方が変化してきている中で、チャートも進化している事を体感する事ができました。
この楽曲はオンエアが強かった!この楽曲はパッケージとルックアップの動きがほぼ一致している!などとチャートを動かすたびに発見があって面白いですね。
特に興味深いのがツィート指標で、リリース前からツィートでの盛り上がりが高いアーティスト傾向が見えたり、アーティストの動きとツィートの動きがリンクしていたりと「2014年のチャートで遊んでみる」の文言通り時間を忘れて遊んでしまいました。
チャートの中で注目したい楽曲は、映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌だった秦 基博さんの「ひまわりの約束」ですね。
映画の大ヒットで劇場だけでなくTVやラジオなどでも耳にする機会も多かったように思いますが、8月のリリースから12月まで全ての指標でランクインし続けているチャートの動きを見ると、映画やラジオで楽曲の良さを知り、口コミで広がり、CDや配信で聴いたり(もちろんドワンゴジェイピーのダウンロードも好調です!)、レンタルして聴いたりと幅広いユーザーに支持された楽曲であったのではないかと感じました。まだまだチャートの勢いが止まっていないので、この全指標ランクインの記録がどれだけ伸びるのかが楽しみです。
今年の「Artist of the Year」は投票とカラオケで決まるそうです。ファンの熱いパワーでランキングがいくらでも変動しそうでまさに予測不能。みなさんと一緒に2015年1月16日のランキング発表を楽しみに待ちたいと思います。
兼田弘子 株式会社ドワンゴ ドワンゴジェイピープロデューサー。株式会社ドワンゴ モバイル事業本部にて「いろメロミックス」時代から音楽配信サービスを担当し、現「dwango.jp(ドワンゴジェイピー)」サイトプロデューサー。
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