J. S. バッハ:カンタータ第49集
(クラシック)
- 品種:CD
- 商品番号:C-434CD
- 発売日:2025/04/11
- 発売元:ナクソス・ジャパン(株)
- JAN:4589538820855
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ルドルフ・ルッツとバッハ財団管弦楽団によるカンタータ第49集。第117番「至高の善に讃美と栄光あれ」は、1728~31年頃の作品。使われているコラールが特定の典礼に関するものではないため、教会暦のどこに該当するかわかっていません。第106番「神の時こそいと良き時」は哀悼行事とも呼ばれる葬儀用の小さなカンタータ。1768年に作曲、22歳のバッハの透徹した死生観が反映された劇的な作品です。第154番「わが最愛のイエスは失われり」は1724年1月9日初演、顕現節後最初の日曜日のためのカンタータ。ルカ福音書2章41-52節の「神殿における12歳のイエス」のエピソードが用いられており、神殿で学者と問答するイエスと、彼を見失い不安となった両親の心情、再会の喜びが描かれています。冒頭には合唱は置かれておらず、ソリストの歌が主体。オーケストラの編成規模も小さくコンパクトにまとめられています。テノールのアリアには劇的な表現が求められており、ここではベルンハルト・ベルヒトルトが素晴らしい歌唱を聴かせます。 (C)RS