2010/06/21 00:00
MICHAEL JACKSONは2017年まで延長されたソニー・ミュージックとの新しいレコード契約と、史上もっとも成功したコンサート映画のおかげで、死後の1年間に少なくとも10億ドルの歳入があったと見積もられているのだ。業界の専門家とのインタビューや統計から、BILLBOARDは過去12ヶ月のJACKSONの資産状況を調べてみた。
音楽の売り上げ:4億2900万ドル
死後、JACKSONは全米でおよそ900万枚のアルバムを売っており、JACKSON 5とTHE JACKSONSはおよそ80万枚売っている。アメリカ以外でJACKSONの過去1年のアルバム・セールスは2400万枚。世界中の小売店価格を11,62ドルとすると、JACKSONのアルバムは3億8300万ドルを生んだと見積もることができる。
デジタル面では、JACKSONの歌は過去1年全米で1290万件のダウンロードを生んでいる。この数字に基づいて世界中でのダウンロード数はおよそ2650万件と推定され、3400万ドルに相当する。
JACKSONの着メロ・セールスは昨年アメリカで150万件。全世界でのデジタル着メロ・セールスはアメリカの倍と考えて300万件。1件につき2ドルの歳入があるとすると、昨年は500万ドルほどの売り上げがあったと思われる。
購読サービスやデジタル・パフォーマンスの印税から派生したお金は、携帯収入の3分の1になると見られているので、JACKSONのカタログはおそらく200万ドルほどを生んだと思われる。
アメリカのデジタル・パフォーマンスの印税は、シングル曲のダウンロードによって生まれた歳入のおよそ13パーセントになるとされる。そのレートを世界中での曲のセールスに当てはめると、JACKSONのレコーディング・カタログは全世界でのデジタル・パフォーマンスから450万ドルを生んだと見ることができる。
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