2013/02/07
ジェイ・Zのレーベル“ロック・ネイション”が2月6日、新たにカイリー・ミノーグがファミリーに加わったことを発表した。ミノーグの広報担当者が米ビルボードに伝えたところによると、同レーベルとはマネージメントにおける提携のみで、レコーディング・アーティストとしては引き続き英EMI傘下のレーベル、パーロフォンと契約しているとのことだ。
ロック・ネイションは、「我々はオーストラリア人シンガー、レコーディング・アーティスト、ソングライター、女優、そしてデザイナーでもあるカイリー・ミノーグがファミリーに加わることを歓迎したい! 25年に渡るキャリアの中でカイリーは、11枚のスタジオ・アルバム、2枚のライブCD、8枚のライブDVD、2枚組グレイテスト・ヒッツ・アルバム、それに沢山のビデオをリリースしてきた。さらに彼女は、グラミー賞受賞曲“カム・イントゥ・マイ・ワールド”をはじめ世界中で50曲以上のヒットシングルをリリースし、6800万枚以上のアルバムを売り上げている。言うまでもないが、カイリーをロック・ネイションに迎えられることに興奮している」との声明を出している。
ミノーグは既にロック・ネイションのウェブサイト上の“マネージメント”部門に加えられており、リアーナ、ソランジュ、M.I.A.、シャキーラ、ティンバランドほか、最近参加したアーティストらとともに名を連ねている。
また同時に、ビルボードが得た情報では、ミノーグはまもなくニューシングルをリリースするようだ。以前お伝えしたとおり、彼女は少なくとも2012年の春からニューアルバムに取り組んできている。
2010年の前作『アフロディーテ』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”では19位に初登場し、UKでは1位を記録。2011年には同アルバムをサポートするワールドツアーを行ない、77公演で20以上の国をまわった。米ビルボード“Billboard Boxscore”によると、そのうち41のコンサートで3250万ドル(約30億円)の収益をあげており、“2011年の最も稼いだツアー”で21位をマークした。
1987年に生まれ故郷のオーストラリアで最初のシングル「ロコモーション」をリリースしてから、そのキャリアは四半世紀以上にも及ぶカイリー・ミノーグ。デビュー以来ずっとマネージメントを担ってきたテリー・ブレイミーとは、この1月に穏便に決別をしている。
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