2010/06/21
この20年、“イギリスが最も愛するロック・バンド”として揺るぎない地位を確立しているOASISが、最新コンピーレーション・アルバム『TIME FLIES 1994-2009』をいきなり全英アルバム・チャートNo.1に送り込み、その強さを改めて証明した。
全英アルバム・チャート史上、ちょうど900作品目のNo.1アルバムとなったこの『TIME FLIES 1994-2009』は、同じく今週初登場で2位にランクインした『GLEE THE MUSIC: JOURNEY TO REGIONALS』にセールス面で約4倍もの大差をつけての全英制覇となった。
続いて3位に付けたのは先週と変わらずMICHAEL BUBLEの『CRAZY LOVE』で、4位にはGLENN MILLERのカタログ・ナンバーを収録した『THE VERY BEST OF GLENN MILLER』が先週の8位から大きく上昇、そして5位にもGLENN MILLERがらみ作品でTHE ROYAL AIR FORCE SQUADRONAIRESによる『IN THE MOOD: THE GLENN MILLER SONGBOOK』が7位から順位を上げている。
以下おもなところでは、2004年11月に初めてチャートに登場し、その後も何度かランクインを果たしているBILLY JOELの『THE VERY BEST OF BILLY JOEL』が先週の15位から7位に上昇、9位にはすでにNo.1を獲得し先週は14位まで後退していたPLAN Bの『THE DEFAMATION OF STRICKLAND BANKS』が再びTOP 10入りを果たし、10位にはフォーク・アコースティック・バンドMUMFORD & SONSの『SIGH NO MORE』が先週の13位から上昇した。
そのほかTOP 10圏外では、先週の18位から11位へと上昇したSTEVE WINWOODの『REVOLUTIONS』、初登場12位に付けたCROWDED HOUSEの『INTRIGUE』、同じく初登場15位に付けたカナダのラッパーDRAKEの『THANK ME LATER』、そして18位に初登場したTHE GASLIGHT ANTHEMの『AMERICAN SLANG』に注目したい。
一方、先週No.1に初登場を果たしたCHRISTINA AGUILERAの『BIONIC』は、今週29位と驚異的にランクを下げている。
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