2021/04/03 12:00
Billboard JAPAN HOT 100を構成するデータのうちダウンロード、Twitter、週間動画再生数のみを集計し、話題の曲を読み解く【ホット・バズ・ソング】。宇多田ヒカル「One Last Kiss」が3週連続で首位を獲得した。
本作は、ダウンロードが3週連続の首位、動画8位、Twitter57位を獲得。ダウンロード数、動画再生数、ツイート数は前週や前々週と比べると減少している。ただ、ミュージックビデオの再生回数が公開後20日間で2,000万を突破し、主題歌に起用されている映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の興行収入がシリーズ最高記録の60億7000万円を突破したことから、再び話題となるか次週以降の動きに注目だ。
2位には、Ado「うっせぇわ」が前週と変わらない数値をキープ中だ。そして、3位にはYOASOBI「怪物」が続いている。本作は1月にデジタル解禁された楽曲だ。当週では、シングルCD『怪物 / 優しい彗星』のリリースや、オープニングテーマに起用されているアニメ『BEASTARS』が最終回を迎えたことなど話題が重なり、ダウンロード数が前週比155%、動画再生数が前週比108%、ツイート数が前週比181%と、全ての指標で増加を見せた。さらに動画では過去最高の3位を獲得。また、9位の「優しい彗星」もダウンロード数が前週比112%、動画再生数が前週比157%、ツイート数が前週比572%となっている。
そして、Eve「廻廻奇譚」は前週12位から4位に上昇。本作は、3月10日公開のストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、累計再生回数1億回を突破したことが発表された。Eveはそれを記念し、ライブミュージックビデオの「廻廻奇譚- Eve Live Film」を3月26日に公開。完全撮り下ろしで、自身初となるライブミュージックビデオが波紋を広げ、ダウンロード5位、動画4位、Twitter6位と高順位を記録し、ツイート数が前週の8倍以上に跳ね上がった。
その他、デビュー30周年を迎えたスピッツの新曲「紫の夜を越えて」は、ダウンロード2位を獲得し、本チャートの7位に登場した。
◎今週のBillboard JAPAN HOT BUZZ SONG
(集計期間:2021年3月22日~3月28日)
1位「One Last Kiss」宇多田ヒカル
2位「うっせぇわ」Ado
3位「怪物」YOASOBI
4位「廻廻奇譚」Eve
5位「Dynamite」BTS
6位「夜に駆ける」YOASOBI
7位「紫の夜を越えて」スピッツ
8位「ドライフラワー」優里
9位「優しい彗星」YOASOBI
10位「群青」YOASOBI
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像



【ビルボード】宇多田ヒカル「One Last Kiss」DLソング3週連続No.1、スピッツ「紫の夜を越えて」初登場2位
【ビルボード】宇多田ヒカル『One Last Kiss』がDLアルバムチャート3連覇
もはや向かうところ敵なし?! 宇多田ヒカルの強さの秘訣
宇多田ヒカル&ジャニーズWEST総合1位、「うっせえわ」1億突破、米津玄師4月ドラマ主題歌に:今週の邦楽まとめニュース
【ビルボード HOT BUZZ SONG】宇多田ヒカル「One Last Kiss」が2週連続の首位 Ado「うっせぇわ」はツイート数が増加










