2013/02/01
音楽家・長渕 剛が15年以上にわたって描き続けてきた、音楽とは異なる芸術表現=詩画。新作を中心に100点以上の作品を展示する詩画展【長渕 剛 第五回 詩画展 2013 殺気 黒い血が流れる日】を開催する。
<「殺気」僕とお前は死ぬ気で前へ突進できるか?>
3月20日 東京 表参道ヒルズを皮切りに、初めて全国ツアーとして大阪、名古屋、仙台、鹿児島の五都市を巡る今回の詩画展。長渕はこの数か月で30点以上の新作を制作し、先日も関東近郊のスタジオにて主作品となる、縦4m×横10mの詩画史上最大サイズの作品『鯉のぼり』を手掛けた。
また、約30kgの大筆を振るって一気に描いた「殺気」というタイトルについて、本人は「何も考えずに紙の前に立って、生まれてから今まで生きてきた自分の深層心理に付着しているものが瞬間的に出てくるんだと思う。たまたま今回は、『殺気』という言葉が出てきた。本気の先に狂気、狂気の先に殺気がある。一緒にいて気分のいい仲間、つまり『気を分けあえる』奴と殺気を共有して駆け上がるその時、一寸先は闇、後ろは崖。僕とお前は死ぬ気で前へ突進できるか?……いざという究極の時に、そういった狂気と覚悟と殺気を抱いて立ち向かわなければならない。そういう精神が、僕らのなかに潜んで眠っているんだということを共有したかったのかもしれない。そういった裏側に本当の優しさが潜んでいるっていうことを、もっと知るべきだと思う」と語っている。
<全180日間を闘い抜いた男の“真実”『THE TRUTH』>
なお、詩画展開催初日となる3月20日には、ライブDVD&Blu-ray『THE TRUTH』をリリース。DISC1には、2012年に行った全国ツアー36公演=全180日間を闘い抜いた男の“真実”、そして生きた証しを刻み込んだドキュメントが。膨大な量の素材チェックに始まり、完成までに3か月を要した大作となっている。
DISC2には、バンドスタイルでロックを体現、日本から失われかけた自尊を取り戻し、仲間たちとの強固な絆、そして“歌の力”を確認する旅となったホールツアー【RUN FOR TOMORROW】最終日 仙台サンプラザホール公演を完全収録。直前に左膝靭帯損傷という全治6週間の重傷を負いながらも、東北へ寄せる強烈な想いと強靭な精神力/肉体で東北シリーズに臨んだ長渕。最終日 仙台で再び症状が悪化し、一時は開催自体も危ぶまれたが、恐ろしいまでの執念でステージへと上がり、新たな伝説を刻んだ夜がMCの細部に至るまで収められている。
DISC3には、センターステージにギター1本で立つという、長渕にしか成し得ないスタイルをエンターテイメントの極みとして改めて見せつけたアリーナツアー【Stay Alive】最終日 大阪城ホール公演を完全収録。180日間に及んだ長い長い旅路の最終地点、熱狂のステージを余すことなく収めた。なお、Blu-ray、DVDとも豪華BOX仕様で全60ページの写真集も封入される。
◎イベント【長渕 剛 第五回 詩画展 2013 殺気 黒い血が流れる日】
03月20日(水・祝)~23日(土)東京 表参道ヒルズ スペースオー
04月10日(水)14日(日)名古屋 ナディアパーク デザインホール
04月20日(土)~05月06日(月・祝)鹿児島 黎明館 第二特別展示室
05月11日(土)~19日(日)大阪天保山特設会場
05月25日(土)~06月02日(日)せんだいメディアテーク
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