2021/03/17
2021年3月22日付(集計期間:2021年3月8日~3月14日)のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、優里の「ドライフラワー」が首位を獲得した。
チャートイン20週目を迎えた当週、「ドライフラワー」は前週比93%となる11,481,131回再生を記録した。これで連続首位は8週目となった。優里は23位に「かくれんぼ」、32位に「ピーターパン」、59位に「インフィニティ」、81位に「桜晴」がそれぞれ入っており、引き続き計5曲がトップ100入りしている。
続く2位も前週と同じく、Awesome City Clubの「勿忘」が手堅くキープ。再生回数は10,213,643回で、推移としては前週比101%の微増となったが、「ドライフラワー」がゆるやかな減少トレンドを辿っていることを考えると、じゅうぶんに首位獲得の射程圏内にいると言える。同曲は映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソングだが、当週は劇中で使用されている楽曲もチャートイン。きのこ帝国の「クロノスタシス」が71位、フレンズの「NIGHT TOWN」が83位でそれぞれ初登場を果たした。
3位で初登場したのは、宇多田ヒカルが3月9日に配信開始した新曲で、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のテーマソングの「One Last Kiss」。再生回数は9,317,744回で、チャートイン1週目の週間再生回数としては、NiziUの「Make you happy」の11,584,293回に次いで歴代2位となる数字を記録している。また、3月10日にリリースされた同曲を表題曲とするCDからは、カップリング曲の「Beautiful World (Da Capo Version)」も54位に初登場した。
続く4位はBTSの「Dynamite」で、チャートイン30週目をマーク。そして5位にはYOASOBIの「夜に駆ける」が入った。それぞれ再生回数は前週比97%と98%で、依然として高水準を保っている。また、YOASOBIは3月10日にYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に登場し、TVアニメ『BEASTARS』の第2期エンディング・テーマ曲「優しい彗星」を披露しており、その影響もあってか、当週は同曲は59位から39位にジャンプアップ。再生回数は129%と大きく増加して2,728,646回を記録した。
前々週22位、前週14位と推移したBLOOM VASEの「Bluma to Lunch」は、さらに2ランクアップして当週12位に。最新の“TikTok HOT SONG Weekly Ranking”で2位をマークしているこの曲は、同アプリ内で写真を使ったビフォー・アフターを投稿する遊びがミーム化したことでバイラル・ヒットした。
当週トップ100に返り咲きを果たした唯一の楽曲は、91位のレミオロメン「3月9日」。本曲は、楽曲のタイトルにちなみ、毎年この時期にチャートに再浮上する春ソングで、2020年4月6日付の前回のチャートインから、今回も約1年ぶりにチャートインした。
◎【Streaming Songs】トップ10
1位「ドライフラワー」優里(11,481,131回再生)
2位「勿忘」Awesome City Club(10,213,643回再生)
3位「One Last Kiss」宇多田ヒカル(9,317,744回再生)
4位「Dynamite」BTS(9,218,756回再生)
5位「夜に駆ける」YOASOBI(9,212,735回再生)
6位「うっせぇわ」Ado(9,065,236回再生)
7位「怪物」YOASOBI(7,821,866回再生)
8位「群青」YOASOBI(7,081,781回再生)
9位「廻廻奇譚」Eve(6,280,503回再生)
10位「炎」LiSA(5,615,142回再生)
※()内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。
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