2021/03/17
現地時間2021年3月15日、グウェン・ステファニーが、米トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演した。新曲「スロウ・クラップ」を披露した彼女は、司会ジミー・キンメルとのインタビューで、婚約者のブレイク・シェルトンの米オクラホマ州の自宅での生活について語った。
米ロサンゼルスの自宅からZoomで参加したグウェンは、ロックダウン中に多くの時間を過ごしたブレイクの自宅について「あんなに素晴らしい場所だとは思ってもみませんでした」と述べ、「魔法の扉を抜けると、急に大自然の中にいるような感じなんです」と付け加えた。
1990年代にスカ・ポップ・バンド、ノー・ダウトのメンバーとして一世風靡したグウェンは、ブレイクとの交際によって、近年2曲のカントリー・ソングをチャートインさせている。「誰がこんなことを想像しただろう?」と驚くキンメルに、グウェンは、この変化が一番信じられないのは自分自身であると答え、今や1990年代半ばのクレイジーなバンド時代を思い出すことさえ難しいと指摘した。
彼女の回答に対してキンメルは、ノー・ダウトとして再び活動することを考えたことがあるか、そしてキンメルが米LAのラジオ局KROQで働いていた時、グウェンが自分の曲をリクエストしようとした出来事を覚えているか尋ねた。
ノー・ダウトとして大成功を収めた『トラジック・キングダム』が、昨年リリースから25周年を迎え、グウェンは「“トラジック・キングダム”が25周年を迎えた時、みんなが投稿しているのを見て、とても懐かしい気持ちになりました」と語った。「あんな風に感じるなんて思っていなかったし、少し憂鬱な気分にもなりました。懐かしいような気もしたし、とても不思議な感覚でした」と続けた。
ノー・ダウトが、1992年にリリースしたセルフ・タイトルのデビュー・アルバムから30年を目前にした今、グウェンは『トラジック・キングダム』の25周年のお祝いの際に沸き上がった奇妙な感情に悩んだことを認めた。彼女は、7年間交際していたバンド・メンバーのトニー・カナルと破局した際に『トラジック・キングダム』を書いたと説明し、「いろいろな感情があるんです。“トラジック・キングダム”と言われると、今でも私の心は壊れているように思うのです。アルバムの曲は私にとって本当に悲しい時期のことを歌っています」と述べた。
グウェンがソロ活動を続ける中、ノー・ダウトは何度か再結成しているが、最後にリリースしたアルバムは2012年の『プッシュ・アンド・ショウヴ』となっている。その後、2014年に【グローバル・シチズン・フェスティバル】に出演して以来、長い間活動を休止している。「バンドの将来がどうなるか全くわかりません」とグウェンは述べ、「そもそも、(バンド活動へ)30年もの歳月を費やすなんて想像もしていませんでした」と続けた。困惑したキンメルが「(再結成の可能性は)ないのか、それともあるのか?」と単刀直入に尋ねると、「私にはわからないわ」とグウェンは答えた。
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