2021/03/08
宇山佳佑の恋愛小説『桜のような僕の恋人』が、監督・深川栄洋、主演・中島健人&松本穂香で映像化されることが発表された。
2017年に発売され、泣ける恋愛小説として瞬く間にベストセラーとなった本作は、2020年にTikTokで人気に火がつき、発行部数は50万部を突破する。かねてより原作ファンを公言していた中島が主人公・朝倉晴人を演じ、「人の何十倍も早く老いていく」という難病を発症する有明美咲を松本穂香が演じる。
「小説の中で大恋愛がしたい」と巡った書店で原作と偶然出会い、大号泣したという中島は、本作の主演のオファーに「震えるような感動と同時にずっしりと重い責任を感じました」と喜びを噛み締め、「僕の役者人生の中でもっとも泣いた宝物のような脚本です。一文字一文字が桜の花びらのように、とても綺麗で……。僕の26年の人生の最高傑作にしたいと強く思っています。」と決意のコメントを寄せた。また、残酷な運命に翻弄される美咲を演じる松本は「読む度に、脚本全体に溢れている温かさを感じ、胸がいっぱいになりました。この物語は他人事ではなく、生きている私たちひとりひとりの物語だと感じています。」と語る。
◎中島健人 コメント
小説の中で大恋愛ができないかなと思って書店巡りをしていた時、運命的に出会った1冊の本。美しい表紙とタイトルの引力に引き寄せられて手に取ったのが、『桜のような僕の恋人』でした。美しくも儚い晴人と美咲の恋が、桜というやはり刹那的な美しさをもった花に象徴されている。大号泣したこの小説の映画化のお話をいただいた時は、震えるような感動と同時にずっしりと重い責任を感じました。渡された映画の脚本は、僕の役者人生の中でもっとも泣いた宝物のような脚本です。一文字一文字が桜の花びらのように、とても綺麗で……。「ひたすらに努力を惜しまないで下さい」という深い言葉をくださった深川栄洋監督、清廉な美しさをもった松本穂香さんと共に、僕の26年の人生の最高傑作にしたいと強く思っています。
◎松本穂香 コメント
読む度に、脚本全体に溢れている温かさを感じ、胸がいっぱいになりました。この物語は他人事ではなく、生きている私たちひとりひとりの物語だと感じています。どうかその温かさを観て頂ける方々にも伝えられるよう、深川監督、中島健人さんはじめ素敵なキャストの皆さんと一緒に、最後まで大切に描いていきたいと思っています。
◎作品情報
Netflix映画『桜のような僕の恋人』
2022年、Netflixにて全世界独占配信
原作:宇山佳佑『桜のような僕の恋人』(集英社文庫刊)
監督:深川栄洋
キャスト:中島健人、松本穂香
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