2021/03/04
ヴァン・モリソンがアルバム『Latest Record Project. Volume 1』を5月7日にリリースすることが明らかになった。アルバムからタイトルトラック「Latest Record Project」を公開した。
https://www.youtube.com/watch?v=z2BmTGWb55M
ここ数年で最もダイナミックで現代的なアルバムになっているという42作目のレコード『Latest Record Project. Volume 1』は、ヴァン・モリソンのブルース、R&B、ジャズ、ソウルへの愛を掘り下げた28曲入りのアルバムとなる。
「いつも同じ曲、同じアルバムだと思われることから離れてみた」とヴァン・モリソン、「この人は500曲以上もやっているのに、なぜ同じ10曲を宣伝し続けるんだ? 私はそんな縛りから抜け出そうとしているんだ。」と語っている。
『Latest Record Project: Volume 1』は隔離期間の末に出来上がった作品で、ツアーに出ることが出来なかったモリソンは、ピアノ、ギター、サックスでアイデアを出しながら、常にソングライティングに没頭。そこから彼が強いつながりを持っているリズム・セクションと一緒に作業することで、ダイレクトさと躍動感に満ちた新曲たちが生まれたという。
アルバムにはタイトル曲「Latest Record Project」の他、サックスを主体としたR&Bの名曲「Jealousy」、カントリー調の陽気な「A Few Bars Early」、Themスタイルのガレージ・ロック「Stop Bitching, Do Something」などを収録。
また、ロマンティックな情緒や深夜の暖かさに触れると同時に、現代の生活をストレートに語っており、「Deadbeat Saturday Night」などではロックダウン中の生活を淡々としたスタイルで表現。酒場のロックンロール「Where Have All The Rebels Gone」では、単なる見せかけに取って代わる、真の独立した思想の欠如を嘆く。そして、「Why Are You On Facebook?」ではソーシャルメディアに関するモリソンの見解を示している。
なお、「Love Should Come With A Warning」と「Mistaken Identity」の2曲ではドン・ブラックと共作した歌詞をフィーチャー。「Mistaken Identity」は、マット・モンローによる1969年のポップバラード「On Days Like These」(映画『ミニミニ大作戦』)を聴いたモリソンが、自分のスタイルを思い出しブラックに声をかけたという。
アルバム『Latest Record Project: Volume 1』は、double-CD、deluxe-CD、triple-vinyl、digitalで5月7日にリリースされる。
◎リリース情報
アルバム『Latest Record Project: Volume 1』
2021/5/7 RELEASE
photo by Bradley Quinn
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