2013/01/28
先日、EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)が充実するウルトラ・レコードとの戦略的提携を発表したばかりの米ソニー・ミュージックだが、今度はコロムビア・レコード・レーベルでダフト・パンクと契約したというニュースが浮上した。情報元によると既に“契約済み”であることが確認されているそうだ。
凄まじい影響力を持つ孤高のフランスDJデュオ、ダフト・パンクは、現時点で最新フルアルバムとなるディズニーの『トロン:レガシー オリジナル・サウンドトラック』を除き、全ての作品を現ユニバーサル傘下のヴァージン・レコードからリリースしてきた。ちなみに、『トロン』以前の正式なアルバムは2005年の『HUMAN AFTER ALL~原点回帰』となる。
125年の歴史を持った由緒あるコロムビア・レコードにとって、エレクトロニック・ミュージックのパイオニアであるダフト・パンクとの契約は大きな一撃となる。同レーベルは最近、ディペッシュ・モードとも契約している。
間もなくリリースされるであろうダフト・パンクの4枚目のアルバムについて、確かな情報はほとんどないものの、プロデューサー兼シックのナイル・ロジャースは、ここ数か月のうちにリリースされることをほのめかしている。また、アルバムにどのような形で関わっているかは分からないが、シンガーソングライターでありASCAP会長のポール・ウィリアムズや、ベテラン・ベーシストのネイザン・イースト、ファイストのコラボレーター、チリー・ゴンザレス、そして伝説的ディスコ・プロデューサーのジョルジオ・モロダーらが、ここ数年に彼らとコラボレートしたことが伝えられてきた。
フランスのル・パリジャン紙が1月26日に伝えたところによると、同ニューアルバムは春にリリースされる予定とのこと。しかし、米ビルボードからのコメント要請に対するレーベルからの返答はまだない。
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