2010/06/14
先週末の6/13(日)、激しい熱気の中で4日間に渡って繰り広げられたBONAROO FESTIVAL 2010が閉幕。雨の降らない焼け付くようなテネシー州の太陽のもと、最終日に集まった観客たちはPHOENIX、THE ZAC BROWN BAND(ZBB)を始めとする印象的なパフォーマンスに加え、フェスの最後を締め括るDAVE MATTHEWS BAND(DMB)のクロージング・ステージを堪能した。
昨年はそれぞれ初日と2日目の深夜に登場し、新たなファンを獲得したZBBとPHOENIXは、ともにこの1年は精力的なツアーを敢行。今年は最終日の夕暮れ時という、より大きな注目を集める枠でのパフォーマンスが叶った。ZAC BROWNは、海外の兵士に手紙を書いてくれた人にはCDを無料で提供するという自らのプロジェクト“LETTERS FOR LYRICS”のプロモーションも兼ね、この晩のステージでは海外で戦う兵士たちに捧げて「FREE」を演奏。さらに新曲「COLDER WEATHER」、「ONE LOVE」、「INTO THE MYSTIC」、そして前夜のヘッドライナーを務めたSTEVIE WONDERの「ISN'T SHE LOVELY」のカバーなどを聴かせた。
一方、WHICH STAGEに登場したPHOENIXは、昨年度に比べてより自らのバンド色を打ち出した濃いステージを展開し、「LISZTOMANIA」、「LONG DISTANCE CALL」、「RUN RUN RUN」、「LOVE LIKE A SUNSET」、「WOLFGANG AMADEUS PHOENIX」、「BIG SUN」、「ROME」などを演奏。クロージング曲のシングル「1901」では、会場からの大合唱が聞こえる盛り上がりだった。
そして昨年のフェスでPHISHが務めた、この最終日のヘッドライナーを引き継ぐ形となったDMBは、新たなサックス奏者JEFF COFFIN、これまでも時々バンドに参加しているギタリストTIM REYNOLDS、さらにホーン・セクションを加えた大規模編成でWHAT STAGEに登場。観客席の隅々にまで届く大音量で「DON'T DRINK THE WATER」、「WHY I AM」、「SHAKE ME LIKE A MONKEY」、「TIME BOMB」、「TWO STEP」などを演奏し、さらにNEIL YOUNGの「NEEDLE AND THE DAMAGE DONE」の忠実なカバーも披露し観客を沸かせていた。
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