2021/02/22
シーアの初監督映画『ミュージック/Music』に主演したケイト・ハドソンが、米トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』にリモート出演し、映画の題名にもなっているミュージックという名前の自閉症者の役を健常者であるマディー・ジーグラーが演じたことや、自閉症の描き方に対して巻き起こった世間の反発についてコメントした。
この映画のパフォーマンスで【ゴールデン・グローブ賞】にノミネートされたハドソンは、『ミュージック』への批判を発端に起きている自閉症に関する“対話は大切なもの”だと感じていると述べ、キャスティングや自閉症の描き方のせいで疎外感を感じている人がいることが“つらい”と語った。
「(自閉症の)スペクトラムには大きな幅がありますし、(人種や障害などに関する作品内での)代表者をどのように増やしていけるかについて、もっと話し合われるべきですし、理解を進めるべきで、そのためにはどうするのがベストなのか(考えるべき)だと思います」と彼女は述べている。
作品そのものについては、「映画を見ていただければ、どれだけ愛と思いやりが込められているかを分かってもらえると思います」とした上で、映画人として、「私たちはできる限り最高の物語を語りたいと思っています。誰かを傷つけたいと思って(映画作りをして)いる人なんていません。誰かが何かについて気分を害してしまったときは、その人の話を聞き、その話をしたい他の人たちとの会話を促すことが私たちの仕事です」と自身の思いを語っている。
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