2021/02/04
ザ・ウィークエンドが米バラエティ誌に対し、アルバム『アフター・アワーズ』の顔に巻いた包帯の意味について説明した。
シングル「ハートレス」、「ブラインディング・ライツ」のミュージック・ビデオは米ラスベガスでの酒やギャンブル、喧嘩が描かれているが、ザ・ウィークエンドはラスベガスのシーンはラスベガス自体のことを描いているのではなく、アルバム『アフター・アワーズ』のシングル・リリースに連動して変化する姿でハリウッドやセレブ・カルチャーについて言及したかったことという。
ザ・ウィークエンドは「頭全体の包帯の意味は、ハリウッドのセレブのばかげたカルチャーを反映したもので、うわべだけの理由で自分を喜ばせたり自己を認められるために自分自身を操っているんだ」とコメント。そして、斬新な容姿については、「僕にとって見た目が魅力的であることは重要ではない。説得力のある物語が重要だと思っている」と答えた。
ザ・ウィークエンドは米ビルボード・アルバムチャート "Billboard 200"で1位に輝いた『アフター・アワーズ』のミュージック・ビデオのシリーズで約1年におよぶ顔の変貌を表現した。米ビルボード・ソング・チャート "Hot 100"で首位を獲得した「ブラインディング・ライツ」のミュージック・ビデオでは顔の切り傷から血が噴き出し、「イン・ユア・アイズ」では鼻に包帯を巻いたザ・ウィークエンドの首が切断され、さらに血だらけの「トゥー・レイト」ではザ・ウィークエンドの頭が、別の男性の体に取り付けられている。そして「セイヴ・ユア・ティアーズ」のミュージック・ビデオでは、美容整形手術、ボトックスや注入剤により、様変わりした顔が披露されている。
さらに、ライブ・パフォーマンスや授賞式でもザ・ウィークエンドは、これらの表現を継続。『サタデー・ナイト・ライブ』では赤いスーツのジャケットに黒の皮手袋、鼻に包帯を巻き、血まみれの顔で出演。その後、8月に行われた【2020 MTVビデオ・ミュージック・アワード】では『サタデー・ナイト・ライブ』と同じ衣装を纏い、2つの賞を受賞した【2020 アメリカン・ミュージック・アワード】では、顔に包帯を巻いてケニー・Gと共に「イン・ユア・アイズ」と「セイヴ・ユア・ティアーズ」のメドレーを披露している。
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