2013/01/23
1月21日に行われたバラク・オバマ大統領就任式典で国歌を披露したビヨンセだが、“実際は生で歌っていなかった”というクチパク疑惑が浮上した。
米海軍バンドのクリスティン・デュボワ曹長が22日、CNNやニューヨーク・タイムズ紙に話した内容によると、直前にビヨンセから「予めレコーディングされたトラックを使いたい」との要請があったというのだ。「どうしてそんな決断が下されたのかはわかりません」と話しているデュボワは、「ビヨンセが“歌えないから”ではない。我々は彼女の実力も、海軍バンドの演奏力も分かっている」と続けている。
これを受け米海軍バンドの代表は同日午後、疑惑を鎮めようと、「ビヨンセが海軍バンドとのリハーサルを十分に出来ていなかったため、バンド演奏を一部レコーディングしたトラックにてパフォーマンスをすべきと判断した」と説明した。しかし、このステイトメントが余計に混乱させ、ワシントンでは様々な論争を巻き起こしている。特にツイッターでは、この重要な時にクチパクが可能であったビヨンセに対し、敵意を示すものが広がったのだ。
ビルボードからのコメント要請に対し、ビヨンセ側からの返答はない。
ちなみに、就任式当日の天候や技術的なトラブルに備え、音楽はいつも前もってレコーディングされているとのこと。また、ビヨンセは式典前夜の日曜日まで海軍バンドを伴なってのリハーサルができなかったという。
レコーディング・スタジオのような部屋で海軍バンド・メンバーと撮った写真を公開していたビヨンセ。式典でのパフォーマンスでは途中でイヤーモニターを自ら外すなど、実際に声を出していることに疑わしさを感じさせていない。
なお、ケリー・クラークソンに関して言えば、同バンドの代表は時前レコーディングしたトラックを流すことなく、「マイ・カントリー・ティズ・オブ・ジー」を歌ったと“TMZ”に伝えている。
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