2021/01/27
ビリー・アイリッシュが、最新の米誌Vanity Fairのカヴァー・ストーリーと連動し“Slow Zoom”と題された動画シリーズに登場した。このシリーズは、カメラがゆっくりとアーティストにズームインするにつれ、質問がどんどん個人的なものになっていくという内容で、ビリーはアイデンティティーや名声、家族、仕事などに関するさまざまな質問に答えている。
2021年1月25日に公開された約20分のインタビューを、大きなあくびでスタートした彼女は、パンデミックによる自主隔離期間中はあまり眠れていないものの、それ以外は元気に過ごしていると語っている。2019年12月に迎えた18歳の誕生日について聞かれると、新型コロナウイルスのパンデミック前だったことから、「多分これまでで一番楽しかった夜の一つだったよ」と、“バウンシー・ハウス”(城の形をしたトランポリン)で遊んだり、タコベルに繰り出すなどしたパーティーを嬉しそうに振り返っている。
現在19歳で、投票も運転もできるようになった彼女の当面の人生目標は、彼女が思う“大人がやること”、つまりコストコやホームセンターに一人で運転して行けるようになることだそうだ。また、リラックス方法はお風呂に入ったり、高速道路で120mph(約190km/h)を出して走行することだと明かしたが、このテーマが終わったあと、スタジオに同行していた母親にスピードの出し過ぎを心配されている。
恐れていることは何かと聞かれた彼女は、しばらく考えたあと、家族の健康が一番心配だと答えた。そして自身が80歳になった頃の世の中にはどうなっていてほしいかという質問に対しては、「80まで生きられるわけないじゃん!誰もそんなに生きられないよ。冗談でしょ、みんなあと10年くらいしか残されてないよ!」と即答し、環境問題をもっと真剣に考えてほしいと述べている。
名声については、アイデアを発表できるプラットフォームを持てるといういい面があるものの、“ビリー・アイリッシュになりたい”と言うファンに対しては、「私になりたいなんて思わないで。あなたが考えているようなものじゃないし、自分以外の誰にもならない方がいいに決まってる」と述べ、「これはいくら強調してもしたりないんだけれど、あなたはあなたであるべきだよ。自分の人生があるわけで、自分の人生があるってことはとても恵まれているんだよ。自分を知って。自分が望むような人生にできるよ」と語っている。
モッシュ・ピットについて聞かれた彼女は、その“自由さ”が好きだと答え、そこで感じられる自由さを長い間感じていないと述べた。「モッシュ・ピットってさ、何にも気にかけない奴らが集まってるってずっと思ってるんだけど、大好きなんだよね。大好き。誰もこっちのことなんて見てないし、こっちのことを批判したりもしない。純粋なエネルギーだから大好きなんだ。ああいうものってほかにないよね」と彼女は語っている。
また、好きなザ・ビートルズの楽曲は、「サムシング」、「ジュリア」、「ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー」、「アンナ(ゴー・トゥ・ヒム)」、「マックスウェルズ・シルバー・ハンマー」を挙げている。
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