2020/12/27
2020年12月21日に川崎・等々力陸上競技場で開催された「中村憲剛選手引退セレモニー」で披露された常田真太郎(スキマスイッチ)とSHISHAMOの初コラボ曲「天才の種」が配信スタートした。
「天才の種」は、引退を発表した中村憲剛に向けて書かれた楽曲で、作詞・編曲を常田真太郎、作曲を宮崎朝子(SHISHAMO)が担当した。夢を追いかけ努力し、「続ける」ことで小さな種が育ち、キレイな花ではなく大きな木が育つというこの楽曲のストーリーは、中村憲剛選手の人生と重なり、今、夢に向かって努力している人や一度立ち止まってこれからの人生に向かう人へ寄り添い、後押しもしてくれる。
本曲を使用し、引退セレモニーでも披露された「KENGO Thanks VTR」が、現在、川崎フロンターレのオフィシャルYouTubeチャンネルで公開中。川崎フロンターレ中村憲剛、常田真太郎、宮崎朝子からコメントも届いている。
◎中村憲剛(川崎フロンターレ)コメント
この度、スキマスイッチの常田真太郎さんとSHISHAMOのみなさんがタッグを組んで自分の引退セレモニーのために素晴らしい楽曲を作ってくださいました。しんたさんとSHISHAMOのみなさんが組んでいただくと聞いた時から完成を心待ちにしてました。セレモニーで流れたVTR、イントロが流れ出した瞬間からそれまで我慢していた涙が止まりませんでした。そして、スピーチでも話しましたが、それまで他人事のように感じていた自分の引退がこの楽曲を聞いたことで一気に現実のものになりました。音楽は人の心を動かす力があります。この「天才の種」からしんたさんとSHISHAMOのみなさんの自分への想いを感じて、心が震えました。セレモニーに来てくれた人、LIVE配信を見てくれた多くの人から「あの歌すごい良かったよね」と言ってもらえました。自分のことのように嬉しかったです。それと同時に、より多くの方にこの楽曲を聞いて欲しい、そして届いて欲しいなと思いました。それが今回実現することになり、本当に嬉しく思っていますし、実現に向けて動いてくださった多くの方に心からの感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。この素晴らしい楽曲を自分のために作ってくれたこと、それをその場だけの物にせず多くの人に届けようとしてくれたことがとても嬉しいですし、自分は本当に幸せ者です。みなさんがこの楽曲を聴いて、それぞれがそれぞれの天才の種を育てて大きくして欲しいと思いますし、この楽曲がみなさんにとっても大切な一曲になることを願っています。
◎常田真太郎(スキマスイッチ)コメント
この度急遽配信が決まったこと、ものすごく嬉しく思っています。キッカケはもちろんケンゴ一人のために作ったとこからスタートしていますが、それがどんどん広がっていくことはケンゴ自身も希望してくれていて、あのセレモニー会場の等々力で、またDAZN配信でじっと動画を観てくれた方がまたあの時を、そしてケンゴのキャリアを思い出してくれたら作者冥利につきます。ただ、セレモニーの時のコメントでは本人を前にうまく言葉が繋げず伝えたいことの半分も伝えられませんでした……。数々の逆境をいつも跳ね返し、その姿を隣で見て常に勇気と刺激をもらってきましたが、とにかく大変なことになった2020年すらも図らずもあんなにも素晴らしい引退セレモニーで締めくくらんとする中村憲剛は心底すごい存在だと思いました、ということはここで伝えておきたいです。
◎宮崎朝子(SHISHAMO)コメント
今回しんたさんが書いてくれたこの歌詞を初めて読んだ時、ああ、これは憲剛選手の曲でありながらみんなの曲でもあるな、と感じました。一人の人間の成長や努力の積み重ねを描いた歌詞なので、きっとこの曲に自分を重ねてくれる人がたくさんいるな、と思っていました。なので今回配信が決定して、たくさんの人に聴いてもらえることがとても嬉しいです。SHISHAMOとしても、初のコラボ楽曲ということで歌も演奏も新鮮なものになっているので、楽しんでもらえたらと思います。
◎リリース情報
「天才の種」
2020/12/27 DIGITAL RELEASE
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