2013/01/17
アンドレ3000とビッグ・ボーイが1つの曲に一緒に参加し、一部では“アウトキャストの復活”が噂されたが、残念ながら違うようだ。
アンドレ3000をフィーチャーしたフランク・オーシャンの「ピンク・マター」に、ビッグ・ボーイによるリミックスが加わった曲が先週末に発表され、ヒップホップファンの間では“非公式ながらアウトキャストの復活”と期待された。ところが、アンドレ3000は1月15日の火曜、「これはアウトキャストの曲ではなく、アウトキャストは復活していない」と発表した。
アンドレ3000が音楽情報サイト『スピン』に寄せたステイトメントの中で、フランク・オーシャンの「ピンク・マター」と、次に予定されているT.I.とのシングル「ソーリー」にビッグ・ボーイが参加するのは、アウトキャスト再結成を意味するのではなく、たまたま2人のMCが組み合わさっただけだと強調している。アンドレ3000は、「フランクとT.I.の両方から、俺はソロ・アーティストとしてアプローチを受けたのがそもそものきっかけなんだ。彼らとはそれぞれ音楽の方向性を話し合ってバースを仕上げた。ビッグ・ボーイの名前が出てきたのはその後だよ」と、アウトキャストとしてのコラボではないことを明示している。
「ファンに誤解を与えたくなかったし、アウトキャストのコラボレーションだと思われてしまうのが心配だった。これはアウトキャストのコラボじゃない。この解釈についてはビッグやフランク、T.I.と話し合ったし、皆が同意していたことなんだ。だからビッグ・ボーイのリミックスのことを知って驚いたね」とも話している。
アウトキャストは2006年のアルバム以来リリースをしておらず、ニューアルバムを制作するという噂もない。この期間、ビッグ・ボーイは先月リリースした『ヴィシャス・ライズ・アンド・デンジャラス・ルーマーズ』を含む2枚のソロ・アルバムをリリース。一方、アンドレ3000はドレイク、ケシャ、UGKの曲に参加していたものの、ソロとしての正式な作品は発表していない。
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