2020/12/09
2020年も終わりに近づき、今年を総括するさまざまなイヤーエンド・リストが発表される季節になったが、オーストラリアのTriple Jが毎年発表しているカウントダウン企画『The Hottest 100』で、ビリー・アイリッシュが自身の2020年ベスト・ソングをシェアしている。
この企画には、リスナーによる投票で決定する年間TOP100に、アーティストもいちリスナーとして参加している。ビリーがまず挙げたのはザ・ストロークスの「At The Door」で、「このアルバムを全部自分のファースト・チョイスに入れられたらいいのにって思う、ここ何年かで一番好きなアルバムだった」と、彼らの7年ぶりとなるニュー・アルバム『ザ・ニュー・アブノーマル』を絶賛し、「何でか分からないんだよね、ホント。“At The Door”大好き。メロディーも歌詞も、全部好き。ザ・ストロークスに心を打たれた」と説明している。
他のアーティストが10曲選んでいるところを9曲しか出していないところからもビリーの真剣さが伝わってくるこのリストには、多くが内省的な歌詞を持つえりすぐりの楽曲が並んでいる。ザ・ストロークスの次は、以前より大好きだと公言しているジェイムス・ブレイクによるバラード「Are You Even Real?」を挙げており、以下フィービー・ブリジャーズの繊細な「Savior Complex」、Cyn(シン)のアップテンポな「Drinks」、ドレイクの「Time Flies」、ドミニク・ファイクの「Chicken Tenders」、ナイジェリアのシンガーTeknoによる「Kata」、ブルーノ・メジャーの「To Let a Good Thing Die」、ジョルジャ・スミスの「By Any Means」が順にランクインしている。
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