2020/12/07
2020年12月8日に人生をより幸せに生きるための指南書を出版するティナ・ターナーが、その中で仏教との出会いで人生が変わったと明かしている。
『Happiness Becomes You: A Guide to Changing Your Life for Good』と題された本の一部を米誌ピープルが紹介しており、この中で彼女は、「年齢とはただの数字であると私は本気で思っていて、年齢に自分の邪魔をさせたことはありません」と綴っており、「ロック・スターになるには歳を取りすぎていると言われた42歳の頃だってそう。そして私が何十年も書きたいと夢見ていた本がようやく皆さんのお手元に届いた、80代になった今も“到着”はしていません。何故ならば、私は成長するため、自分の居心地に良い場所から抜け出すため、人生をより良くするため、そして人の役に立つために、今でも自分自身に挑戦し続けているからです」と続けている。
また、12月4日に公開されたUSAトゥデイとのインタビューで彼女は、うつ病を患っていたことや、“嫌になるほどたくさんの問題”を抱えていたことが原因で希望を失い、睡眠薬を大量に摂取して自殺を図ったことがあったと明かした。
病院に運ばれ、幸運にも一命を取り留めた彼女だったが、それからほどなくして知り合いに仏教を勧められたと語っている。「それから間もなく、多くの人に仏教の教えを学んで“ナムミョウホウレンゲキョウ”と唱えてみたらどうかと提案されたの」と彼女は明かし、「すると学べば学ぶほど、その哲学が自分の役に立つことが分かって、完全に筋が通っていると感じたの。本当に仏教には救われたし、もう50年位毎日嬉々として唱え続けているのよ」と語っている。
新刊でファンに何を届けたいかについて彼女は、「読者をインスパイアして、自分の人生の喜びを増やすためのツールを提供することが願い」であると述べた。そして、「破壊できない幸せのポテンシャルを私たちは皆持っていると私は信じていて、喜びを感じるために必要な全てのものが、すでに自分の中にあるの。そこから引き出せば良いだけの話。私にとって本当に幸せな人生とは、たとえどんな状況に直面しようとも、前向きでいられて自信が持てること。自分の中にある見識が、前向きな選択ができるように導いてくれると知っているから。私たちには常に選択肢があるのよ、たとえそれが前向きな考えをしようとすることだったり、経験した大切な瞬間に感謝するような、小さく感じられるようなものであってもね。この本で私は、経済的破綻や健康問題を含む人生で最もつらかった時期にも喜びを生み出していた方法をシェアし、読んでくれた人だって同じようにできると指南している」と内容を紹介している。
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