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2020/11/09

クイーン+アダム・ランバート、最新ライブ・アルバムより「愛にすべてを」のパフォーマンス映像公開

 2020年10月2日にリリースされ、全英アルバム・チャート1位を獲得した、クイーン+アダム・ランバートのライブ・アルバム『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』に収録されている「愛にすべてを」(原題:Somebody To Love)のフル・パフォーマンス動画が、クイーンの公式YouTubeチャンネルで公開された。
 
 アルバム『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』に収録されている「愛にすべてを」は、2016年に開催された【ワイト島フェスティバル】で大喝采を浴びたパフォーマンスで、クイーン+アダム・ランバートがイギリスで初共演を果たしたフェスでもあった。彼らにとって重要な節目となったこのステージについて、アダムは「本当に特別な夜だった」と、振り返っている。
 
 「愛にすべてを」はフレディ・マーキュリーが作詞・曲を手掛け、クイーンが1976年に発表したアルバム『華麗なるレース』(原題:A Day At The Races)の代表曲としても知られており、全英チャートで2位を記録し、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”でもトップ20入りを果たすなど当時大ヒット・シングルとなった。「愛にすべてを」の曲作りについて、フレディは、ソウル界の伝説的スター、アレサ・フランクリンから影響を受けたことを認めているが、『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』でのパフォーマンスでも立証されている通り、アダム・ランバートのソウルフルなゴスペル調の歌唱表現は、自己と向き合い、魂の奥底を探ろうとするさまが描かれた、複雑なヴォーカル・ハーモニーを持つこの人気曲に絶妙にマッチしている。 

 ヴォーカリストとしてのアダムの技量について、ロジャー・テイラーは次のように語っている。「アダムには、僕らが彼に投げかけたものなら何でも歌える力がある」「彼に出来ないことはない。僕らの曲は壮大で芝居がかっているけれど、アダムは楽々となじんでいるよ。彼は当代随一のシンガーだと思う。彼の音域は驚異的だよ」
 
 また、アダム・ランバートは次のように語っている。「クイーンの曲の中には、喉が相当強くなければ歌えない、肉体的にかなりキツいものがあるんだ。例えば、”ショウ・マスト・ゴー・オン”(原題:The Show Must Go On)は間違いなく肉体的に厳しい曲だし、”リヴ・フォーエヴァー”(原題:'Who Wants To Live Forever)は物凄く振り幅が大きい。”愛にすべてを”は、本当に強烈で壮大な曲なんだ」。  「ヴォーカリストとして、クイーンの楽曲を愛している理由の一つは、彼らがとても多種多様なジャンルに挑戦しているところなんだ。おかげでライブは毎晩、僕にとって面白く、やり甲斐があるものになっている。それを心から楽しんでいるよ」 


◎リリース情報
アルバム『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』
2020/10/2 RELEASE
https://lnk.to/live-around-the-worldPR

Photo Credit: Xavier Vila - Copyright Miracle Productions LLP

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