2020/11/02
レディー・ガガが、2020年11月3日に行われる米大統領選挙が4日後に迫った10月30日、選挙への参加をまだ迷っている人々に向けて投票を促すメッセージを、彼女らしいユニークな動画で発信した。
約3分の動画で彼女は、過去に着用した中から特に印象に残るものを含むバラエティーに富んだ衣装を次々と披露しながら、投票の重要性を訴えている。冒頭で彼女は、2009年から2011年にかけて開催された【モンスター・ボール・ツアー】のメタリックなトゲトゲ衣装で登場し、「選挙は次の火曜日。いよいよですね。ちょっと話しましょうか」と、カメラに向って話し始め、まずは期日前に投票を済ませた人たちに拍手を送っている。今年の期日前投票は郵便投票を含め過去最多を記録している。
「ありがとう、ありがとう、ありがとう、あなたは自分の務めを果たしました。愛してます」とお礼を述べた彼女は、次に「ポーカー・フェイス」のミュージック・ビデオで着用していたブルーのカットアウト・スイムスーツの衣装になり、「ただ、もしあなたが既に投票を済ませているのなら、拍手は送りますが、私が話さなければならないのはあなたではないのです」と続けている。
そして2017年の【NFLスーパーボウル】ハーフタイム・ショーのきらびやかなスペーススーツとおそろいのブーツにアイメイク姿になった彼女は、まだ投票していない、またはさまざまな理由からすべきか迷っている人に向け、「選挙についてあなたが今どう感じているにしろ、あなたには責任があると思うのです」と釘を刺している。
投票しない理由としてガガは、党派争いに嫌気が差した、パンデミックのロックダウンに不満を感じている、選択肢が気に入らない、または国家状況に失望するあまり、その政治システムに関わりたくないと考えている、などを挙げつつ、それでも状況を変えたい、国を変えたいと思っているのだとしたら、「今回の選挙には参加しなければなりません」と、今度は『クロマティカ』がテーマの、ピンク色のド派手なマスク+羽のヘッドピースとプラットフォーム・ブーツにグレーの物販トレーナーを合わせたスタイルで語っている。
「選挙結果が発表された時、この国がどうなってしまったのかが極めて明確になります」と彼女は述べ、次は『ジョアン』時代を彷彿とさせる赤黒チェックのロングシャツ姿になり、米国外に移住する手段でもない限り「ここがあなたの暮らす場所なのです」と語っている。そして別の『ジョアン』スタイル、つば広帽にカウボーイ・ブーツ、短い白Tにデニムのショート・パンツを合わせた衣装になり、「あなたが選択する行動は、あなたに影響を及ぼします。そして事実、今最も重要な意味を持つ1票は、この国が絶対に見ることがないものかもしれません。あなたの1票です」と語り、愛する人のため、愛してくれている人のため、生前長時間列に並び投票していたであろう故人のため、自分より力が弱い者のため、未来の子どもたちのために投票してほしいと呼びかけている。
「ぶっちゃけ私が誰に投票したのかは分かっていますよね」と、2017年に性的暴行被害者に対する支援を訴えるために民主党のジョー・バイデン米大統領候補と協力したことがあるガガは述べている。ただ、彼女と意見は合わなくても、一人一人の1票には重みがあり、期日前に投票はできるが期日後にはできないと強調している。
ガガは、「私は常に自分の意見をはっきり述べてきました。いろいろなことをいろいろな方法で言ってきました。いろいろな衣装、メイク、帽子、肉のドレスを身にまとい、スタジアムから飛び降りたり、ステージで叫びながら」と語り、このように外見は常に変化し続けてきたが、自身の意見と信念は変わっていないと断言している。
そして最後に、「今回の選挙で私の意見は聞かれます。あなたのはどうですか?」と問いかけている。
https://t.co/UnJeKoCx1v pic.twitter.com/Ph2iFxNOEE
— Lady Gaga (@ladygaga) October 30, 2020
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