2013/01/07
昨年末、全米カントリー・ソング・チャートで9週にわたり1位を獲得したテイラー・スウィフトの「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」が、冬季休暇の間にニーズが急増し、10週目のNo.1に返り咲いた。これにより同曲は、50年近く保持される歴代記録にせまることとなった。
10週以上、同チャート1位を獲得したのは、1963年から64年の10月から2月にかけて16週に渡りチャート・トップに君臨したバック・オーウェンズの「ラヴズ・ゴナ・リヴ・ヒア」以来だ。またスウィフトの記録は、コニー・スミスが1964年に「ワンス・ア・デイ」で打ち立てた8週連続1位を上回り、69年に渡る同チャート史上、女性アーティスト最高記録を更新した。
ニールセン・サウンドスキャン調べによると、12月24日から30日の間、18万5000回(366%)を上回るダウンロードによって同曲は23万6000のシングルセールスを記録。“カントリー・デジタル・ソング”において5位から1位に浮上した。累積10週にわたる1位獲得を成し遂げた同曲は、2010年の「マイン」に続く彼女の最長1位記録となった。
また、同時にスウィフトのアルバム『レッド』は24万1000枚(12%ダウン)売り上げ、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”において7回目のNo.1を獲得。カントリー・アルバム・チャートでは連続10週目のNo.1となっている。なお、“Billboard 200”における24週にわたる1位獲得は、1991年から始まったサウンドスキャン調査史上、女性最多記録を打ち立てたアデルの記録に並んだ。
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