2020/09/22
Amazon Prime Videoでプライム会員向けに独占配信中のAmazon Original ドラマシリーズ『誰かが、見ている』に出演する佐藤二朗が、熱望した香取慎吾との共演秘話を明かした。
佐藤が演じる粕谷次郎は、香取演じる舎人真一のお隣さんで、次郎が偶然発見した書斎に空いている穴が2人を結びつける。何をやっても上手くいかないドジな真一を、壁の穴を通して見ていた次郎は、次第に真一のことを放っておけなくなってしまう。見られていることを知らない301号室の真一と、302号室の次郎との掛け合いは、壁一枚を挟むことでお互いかみ合わず、唯一無二のユーモラスな笑いを生む。
香取との共演について佐藤は「僕は、慎吾君とバラエティ番組のコントでご一緒したのですが、何も絡めなかった。でもその時に、『この人は本当に多彩で面白いな!』と強く思って、いつかワンシチュエーションのような形で、ガッチリと共演してみたいなと思っていました。」と、バラエティのコントで活躍する香取を見て共演を熱望するようになったと明かした。図らずもシットコムで念願が叶った佐藤は「本当に渡りに船といいますか、実際にワンシチュエーションで共演することになって、本当に楽しくてしょうがない。香取慎吾という人と絡むことが楽しくてしょうがないんです。」と嬉しそうに続ける。
佐藤の願いを叶えたのは、本作で脚本・演出を務めた三谷幸喜。三谷は「舎人くんが多弁なキャラでない分、佐藤さんには思い切り喋ってもらっています。粕谷さんは舎人くんをはじめとして、奥さんや娘さんにも振り回されっぱなし。そんな彼を佐藤さんは汗だくで演じてくれました。普段はむしろ周囲を翻弄する役のイメージが強い佐藤さんですが、今回みたいな役もやはり抜群にうまい。このドラマのもう一人の主人公といってもいいと思います。」 と、次郎が意外にも重要な役どころであることも語っている。
三谷の狙い通り、佐藤は香取が次々としかける芝居を壁越しに受け続けながら、舞台を回していき、そんな2人のやり取りは会場を大きな笑いで包み込んでゆく。三谷の演出による思いがけない仕掛けの数々と、香取と佐藤のユーモラスな演技は見逃せない。
◎配信情報
Amazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』
Amazon Prime Videoにて独占配信中
脚本/演出:三谷幸喜
出演:香取慎吾、佐藤二朗、山本千尋、長野里美、宮澤エマ、夏木マリ、稲垣吾郎ほか
(C)2020 Amazon Content Services LLC
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