2020/09/18
2020年9月25日に未発表曲、未発表ライブ、未発表ライブ映像を収録し、リリースとなるプリンスの『サイン・オブ・ザ・タイムズ:スーパー・デラックス・エディション』より、伝説の未発表音源倉庫から発掘された、プリンス・ファン待望の未発表曲「アイ・ニード・ア・マン」が、本日先行してデジタル配信となった。
「アイ・ニード・ア・マン」は、1987年1月22日、米ワシントン・アヴェニュー・ウェアハウスで、エンジニアのスーザン・ロジャースによって、レコーディングされた。この時点でプリンスのスタジオ、ペイズリー・パーク・スタジオはまだ完成まで数か月を待たなければならなかったが、【グラミー賞】候補となったボニー・レイットのライブを観たプリンスが彼女に声をかけた時点で、自身のレーベル、ペイズリー・パーク・レコードはすでにフル稼働していた。「アイ・ニード・ア・マン」はボニーに提示した4曲のうちの最初のものだった。
この曲はもともと1981年8月にザ・フッカーズ(ヴァニティ6の初期ヴァージョンのユニット)のために書かれたものだったが、ボニーのために完全に作り直され、生ドラム、フェアライトとミラージュ・シンセ、さらにサックスやトランペットも使ったトラックとして仕上げられている。二人のコラボレーションは作品化されず、今回までこの音源は未発表のままだった。
また、関係者の貴重なインタビューを交えて、制作されたポッドキャスト・シリーズ「Prince: The Story of Sign O' The Times」のエピソード3と4がApple MusicとSpotifyで公開されている。
『サイン・オブ・ザ・タイムズ:スーパー・デラックス・エディション』は、8枚のCDに収録される92曲のうち、63曲が未発表トラックで、そのうち45曲が1979年5月から、1987年7月までにレコーディングされたスタジオ曲となっている。
◎リリース情報
アルバム『サイン・オブ・ザ・タイムズ:スーパー・デラックス・エディション』
2020/9/25 RELEASE
WPZR-30884/892 / 18,000円(plus tax)
Photo credit: © The Prince Estate | Photographer: Jeff Katz
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