2020/09/11
ブルース・スプリングスティーンが、2012年『レッキング・ボール』以来約8年振りとなる、盟友Eストリート・バンドとのオリジナル・ニュー・アルバムを緊急発売することが決定した。12曲を収録した待望のロック・アルバム『レター・トゥ・ユー』は、スプリングスティーンにとってオリジナル・アルバムとしては2019年『ウエスタン・スターズ』に続く、通算20作目のスタジオ・アルバムとなる。
新作は、米ニュージャージーの自宅スタジオで録音され、そのレコーディングの模様をスプリングスティーンはこう語っている。「“レター・トゥ・ユー”のエモーショナルな特徴がとても気に入っているんだ。そして、Eストリート・バンドがスタジオで完全にライヴで録音したサウンドもとても気に入っている。今までやったこともなかった手法で、オーバーダブもしなかった。たった5日間で作ったアルバムが、結果として自分史上最高のレコーディング体験のひとつになったんだ」
『レター・トゥ・ユー』は、スプリングスティーンの書き下ろし新曲9曲と共に、1970年代からの伝説的だが、今まで未発表だった「ジェイニー・ニーズ・ア・シューター」、「イフ・アイ・ワズ・ザ・プリースト」、「ソング・フォー・オーファンズ」の3曲が全く新たな解釈で披露されている。
スプリグスティーンと共に『レター・トゥ・ユー』に参加しているのはロイ・ビタン、ニルス・ロフグレン、パティ・スキャルファ、ギャリー・タレント、スティーヴ・ヴァン・ザント、マックス・ワインバーグ、チャーリー・ジョルダーノ、ジェイク・クレモンだ。プロデュースは、ロン・アニエロがスプリングスティーンと共に手掛け、ミキシングはボブ・クリアマウンテン、マスタリングはボブ・ラドウィックが担当した。
なお、スプリングスティーンがEストリート・バンドと演奏を共にしたのは、米ビルボードとポルスターの両誌に2016年に世界で最も成功したツアーと認定された【ザ・リバー2016】ツアー以来のことである。
◎リリース情報
アルバム『レター・トゥ・ユー』
2020/10/23 RELEASE
SICP-6359 / 2400円(plus tax)
Artist Photo: Danny Clinch
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