2020/09/08
ディズニー・アニメーションの『美女と野獣』や『アラジン』、『塔の上のラプンツェル』などを手掛けてきたグレン・キーンが初の長編監督を務める『フェイフェイと月の冒険』が、2020年10月23日よりNetflixで独占配信される。
その日本語版エンド・クレジット・ソングに抜擢されたのは、YOASOBIのボーカルikuraとして活動するシンガーソングライターの幾田りらだ。担当した楽曲「ロケット・トゥ・ザ・ムーン~信じた世界へ~」では、YOASOBIのイメージとはまた一味違う圧巻のミュージカル的な歌唱パフォーマンスを披露しており、幾田のアーティストとしての才能の幅広さと作品の世界観が存分に堪能できる1曲に仕上がっている。
ディズニー・アニメーションが子供の頃から大好きで、プリンセス映画も数多く観てきたという幾田は、本作への参加が決まった時の気持ちを「驚きがまず一番でした。幼い頃からずっと見てきたアニメーションをたくさん手掛けられているグレン・キーンさんの作品に参加させていただいて喜びがいっぱいです」と嬉しさをストレートに語る。本作は、幼い頃に亡くなった母から聞いた「月には女神がいる」という伝説を信じ続けてきた科学好きの少女フェイフェイが、伝説を証明すべく自らの手で宇宙船を作って月へ向かう姿を描いた勇気と感動の物語。自分を貫き続けるフェイフェイの姿に幾田は、「こんなに勇敢な12歳はいないなって思うくらい印象的でした。私も12歳くらいの頃には歌手を志して作詞作曲も始めていたので、夢や目標に向かってチャレンジしていく精神は、フェイフェイと共通する部分があるのかなと思います」と自身の経験とフェイフェイを重ねた。
楽曲のタイトル「ロケット・トゥ・ザ・ムーン~信じた世界へ~」は幾田自身がネーミング。その理由について、「そのまま日本語にするだけではなく、フェイフェイが自分を信じて突き進んでいく力が印象的だったので、その意志を付け加えられたらいいなと思いました」と作品への想いも明かしている。今回はYOASOBIではなく、ソロとして参加した幾田は、「YOASOBIの活動では、今回のようにミュージカル調に歌うことはほとんどないので、今回は個人としての成分を乗せることができたかな、と思います。一方でフェイフェイの気持ちも乗せながら歌うところは、YOASOBIの『小説を音楽にする』というコンセプトと似ていて、そこはYOASOBIの経験が生きたかな、と思います」と自信を覗かせた。
実際に幾田の歌声を聴いたグレン・キーン監督は「本当に心がこもったパフォーマンスで、やさしさと強さのバランスが絶妙な素晴らしい歌声です。ブラボー! 幾田さん!」と大絶賛。「ロケット・トゥ・ザ・ムーン~信じた世界へ~」は9月25日より各音楽配信サイトで配信スタート。自分を信じ突き進む少女フェイフェイの大冒険と物語を彩るエンド・クレジット・ソングに注目だ。
◎作品情報
Netflix映画『フェイフェイと月の冒険』
2020年10月23日(金)より、Netflixで独占配信開始
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