2020/09/05
今週の洋楽まとめニュースは、チャドウィック・ボーズマンに関する話題から。俳優のチャドウィック・ボーズマンの訃報を受け、ジョン・レジェンド、マライア・キャリー、ザ ・ウィークエンド、スティーヴィー・ワンダーなど、多くの有名人が哀悼の意を表している。ワンダーは声明で、「素晴らしい人間だった。末期がんを静かに患いながらも、自らの才能を器として用い、神より授かった贈り物によって人々と世界を鼓舞し励ました。より良い人になるため、皆にとってより良い場所にするため、そして皆でもっと高みを目指すために。彼の親愛なる妻と家族に皆で愛を送ろう。ワカンダ・フォーエバー!」と綴った。そして、43歳で亡くなった現地時間2020年8月28日とその翌日29日、彼の主演映画『ブラックパンサー』のサウンドトラックの全米でのストリーミング数が計350万回を記録した。8月26日と8月27日の2日間と比較して、103.5%の増加になる。
スティーヴィー・ワンダー/ジョン・レジェンド/ザ ・ウィークエンドなどがチャドウィック・ボーズマンを追悼
チャドウィック・ボーズマンの死後、映画『ブラックパンサー』サントラの全米でのストリーミングが急上昇
BLACKPINKとセレーナ・ゴメスがそれぞれリモートでApple Musicのゼイン・ロウとのインタビューに応じ、新曲「Ice Cream」などについて語った。セレーナはBLACKPINKとのコラボについて、「とても興奮している。彼女たちはすごくクールだし、音楽も大好き。彼女たちは理解していると思うんだ……そういう感じがする。FaceTimeで話した時もとても楽しかった」と明かしている。セレーナとのコラボをどのタイミングで決めたのかという質問に対し、BLACKPINKのジェニーは、「彼女のことはとても長い間意識していたし、運よくこの曲が出来た時に彼女がフィットするってすぐ分かったから、やってもらえたらなと思って。とても自然な成り行きだった」と明かしている。
BLACKPINK&セレーナ・ゴメス、Apple Musicのインタビューでコラボ曲「Ice Cream」について語る
9月1日、数か月ぶりにインスタグラムを更新したエド・シーランが、娘の誕生を報告した。妻チェリー・シーボーンが先週出産したと彼は綴っており、Lyra Antarctica Seaborn Sheeranと名付けたそうだ。小さな靴下と手編みのおくるみの写真を投稿した彼は、「アロー!みんなに伝えたかった個人的ニュースがあるからこのメッセージを急いで投稿している。先週、素晴らしい分娩チームの助けを借りながら、チェリーが僕たちの美しく健康な娘、Lyra Antarctica Seaborn Sheeranを出産した。僕たちはすっかり彼女にメロメロだ。母親と赤ちゃんはどちらもすごく元気で、僕たちは最高に幸せだ。プライバシーを尊重していただけることを願っている。たくさんの愛を、そしてカムバックする時が来たらまた会おう、Ed x.」と綴っている。
エド・シーラン、娘の誕生を報告「母親と赤ちゃんはどちらもすごく元気」
さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、BTSの「Dynamite」がNo.1デビューを飾った。メンバー全員が韓国人のグループがHot 100で1位を獲得するのは歴代初となる。これを受けてBTSは米ビルボードのリモート・インタビューに応じ、喜びを爆発させた。「Dynamite」が1位になった、2020年9月5日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”が画面に表示されたスマホを手に大騒ぎするジェイホープと共に、RMは、「これを自分の墓碑にする!これを墓まで持っていく!」と嬉しそうに叫んでいる。また、多くの有名人がSNSで祝福しており、ザ・ウィークエンドは、アジア人アーティストによる全米No.1獲得が、坂本九の「上を向いて歩こう」(1963年)以来57年ぶりの快挙であることを報じるニュース記事をリツイートし、「すげぇクールだ、アジア人アーティストにとって意義深いな」と綴り、「本当におめでとう@bts_bighit」と祝辞を贈っている。
【米ビルボード・ソング・チャート】BTS「Dynamite」が初登場1位、自身初のNo.1獲得
BTS、米ビルボードのインタビューで全米No.1に歓喜「墓まで持っていく!」
ザ・ウィークエンド/ジョナス・ブラザーズなど、BTS「Dynamite」全米1位達成を多くの有名人が祝福
そしてアルバム・チャートでは、テイラー・スウィフトの『フォークロア』が5週目の首位をキープした。 初登場から5週以上首位をキープしたのは、2018年7月14日~8月11日までの同5週をマークした、ドレイクの『スコーピオン』以来、2年ぶりの快挙となる。次週6週目の首位をキープできれば、2016年5月21日~7月16日までの計9週をマークしたドレイクの『ヴューズ』以来の記録更新となるが、ケイティ・ペリーの新作『スマイル』が対抗馬として上位に初登場することが予想され、阻まれる可能性も高い。2位には故ポップ・スモークの『シュート・フォー・ザ・スターズ、エイム・フォー・ザ・ムーン』(83,000ユニット)、3位は故ジュース・ワールドの『レジェンズ・ネヴァー・ダイ』(70,000ユニット)がそれぞれ同位をキープし、故人の遺作が引き続きTOP3にランクインした。
【米ビルボード・アルバム・チャート】テイラー・スウィフト5週目の首位、ナズ/ザ・キラーズTOP10デビュー
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