2020/09/03
故チャドウィック・ボーズマンの故郷である米サウス・カロライナ州アンダーソンで、現地時間2020年9月3日に行われるメモリアル・イベントに、ゴッドファーザー・オブ・ソウルこと故ジェームス・ブラウンの娘ディアナ・ブラウン=トーマスが登壇することが発表された。
故チャドウィックは、2014年の伝記映画『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男/Get On Up』でジェームス・ブラウン役を演じており、ディアナは父親の象徴的な演技が高評価を得たチャドウィックへ感謝の意を表す追悼スピーチを行うことが予定されている。
米サウス・カロライナ州アンダーソン生まれのチャドウィック・ボーズマンは、4年にわたる大腸がんとの闘病の末、現地時間の先週金曜日に米ロサンゼルスの自宅で妻や家族に看取られ43歳で亡くなった。彼の訃報を知らせる公式アカウントからの最後のツイートは、同プラットフォーム上で最も「いいね!」された投稿となった。
アンダーソン・シビック・センターにて開催される【Honoring the Life of Anderson's Own Chadwick Bosemsan】と題されたメモリアル・イベントでは、故チャドウィックの代表作『ブラックパンサー』の上映と礼拝が行われ、市長のテレンス・ロバーツなどがスピーチを行う予定だ。故ジェームス・ブラウンのエステート(遺産管理団体)の代理人によると、ディアナはイベントのメイン・スピーカーの一人とのことだ。
ジェームス・ブラウン・ファミリー財団の会長であるディアナは一家を代表して、「ゴッドファーザー・オブ・ソウルことジェームス・ブラウン氏の家族とジェームス・ブラウン・ファミリー財団に代わって、魂のブラザーであるチャドウィック・ボーズマンの家族と彼のファンに深く追悼の意を表します」と故チャドウィックの死を悼む声明を先週末発表した。彼女と財団副会長のヤマ・ブラウンは「現時点では言葉にもなりません。チャドウィックは映画の中で父を見事に演じきり、彼とニューヨーク、アトランタ、オーガスタで行われた映画のプレミアで仕事ができたことは光栄でした」とこの声明で述べている。
なお財団は、故チャドウィックの功績を継承することを目的とした奨学金プログラムを新たに立ち上げることを発表しており、毎年度選ばれた学生は芸術や音楽の分野での教育を受けることが可能となる。
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