2020/09/01
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大好きなテイラー・スウィフトのコンサートに行けなくなり、趣味のテーマ・パーク巡りもできなくなってしまったユーチューバーが、ひと月かけて本格的なテイラーのテーマ・パーク、“WonderLand”(ワンダーランド)のレイアウトを完成させた。
22歳の誕生日にこのアイデアをふと思いついたというマシュー・エイブルズ(Matthew Ables)は、テイラーのデビュー・アルバム、『フィアレス』、『スピーク・ナウ』、『レッド』、『1989』、『レピュテーション』、『ラヴァー』の7つのエリアからなるテーマ・パークの詳細を練り上げた。
ところが、全アトラクションとそれぞれのバック・ストーリーなどを満足できるところまで膨らませたタイミングで『フォークロア』がリリースされてしまった。再考を余儀なくされた彼は、ニュー・アルバムの世界観を自分なりに理解するために「ベティ」などの楽曲をピアノで弾けるようになるまで聴き込み、『フォークロア』のエリアも含めた全60のアトラクションをようやく完成させた。
毎日数時間作業しながらひと月がかりで作り上げたという“WonderLand”のマップを、マシューはYouTube動画で、約30分かけながら紹介している。各エリアには、テイラーのアルバム、楽曲、ミュージック・ビデオなどからインスパイアされたライドやショーなどのアトラクション、フォトスポット、レストランや売店などが配置され、それぞれに詳細なバック・ストーリーが設定されている。
来場者は正門をくぐると“DebutLand”を通り、“Abigail's Cafeteria”で軽食を取りつつ、“Love Story Ring”と名付けられたスポットでTikTok動画を撮ることができる。次に『フィアレス』エリアで落下系絶叫マシンを体験したり、“Speak Now Snow Plow”というライドや“I Knew You Were Trouble”というジェットコースターに乗ることも可能だ。また、 “Stay Stay Stay Hotel”で一休みしたあとには『レピュテーション』エリアで“Look What You Made Me Do Experience”を楽しんだり、ツアーを再現したステージセットでテイラー気分も味わえる。
ほかにも“Bad Blood”をテーマにした4Dシミュレーターや、“Out of the Woods”と題されたウォーター・アトラクション、“Wildest Dreams”回転ライド、“Should've Said No”木製コースター、そして“Cardigan”エンポーリアムなどもある。さらに“1989”の売店や、“Shake It Off”ダンスパーティー・ステージ、巨大なレコードのターンテーブルに乗る“New Romantics Record Changer Adventure”など、到底1日では回り切れないほど盛りだくさんな内容となっている。
マシューは、テイラーが今後リリースするアルバムも“WonderLand”に反映していくと話している。
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