2012/12/21
初のライブ・アルバム『ジギー・マーリー・イン・コンサート』をiTunesで発売したばかりのジギー・マーリーだが、早くもスタジオに戻り次のアルバムのための曲作りに取り組んでいるという。
ジギーは「まだ確かではないけれど、来年新しいアルバムを出そうと考えているんだ。本当は、来年はオフを取ってレコードを出さないつもりだったけれど、こうやってスタジオで曲を書いたり、新しい曲に取り組んでいるとつい熱中してしまい、気が変わったんだ”とビルボードに語っている。
今のところ、次のアルバムも2011年にグラミー賞にノミネートされた『ワイルド・アンド・フリー』に続き、セルフ・プロデュースする予定で、サウンド面ではレゲエであり、“ルーツをリスペクトしつつも、枠を超えた何か新しいものを作り出したい”とのことだ。「頭でそう考えていると、いつもやっていることを今まで通りにやるより、もっと面白いアイデアやコード、アレンジがたくさん浮かんでくるんだ。まず、自分自身が面白いと感じる音楽を作り、その結果みんなも面白いと思ってくれればいいね」とも話している。
全15曲を収録したライブ・アルバム『ジギー・マーリー・イン・コンサート』は、今年初めにレコーディングされたものだ。自身のバンドについてジギーは、「即興演奏あり、エクステンドバージョンあり、良いグルーブありの申し分ない状態」と話しており、ライブ・アルバムを出すのにいいタイミングだと感じたようだ。来年1月15日にCDの発売、およびiTunes以外での配信がスタートする同作には、彼の亡き父であるボブ・マーリーの「ウォー」や「イズ・ディス・ラブ」、ジギー自身の楽曲「ジャスティス」などが収録されている。
なお、ジギー・マーリーは、デズモンド・ツツ大司教、ビル・ゲイツ、俳優のジャッキー・チェンやアマンダ・ピート、NBAスタープレイヤーのパウ・ガソルなどが賛同する“ポリオ撲滅キャンペーン”に支持を表明し、活動を支援するチャリティ・アルバム『エンド・ポリオ・ナウ』に「パーソナル・レヴォリューション」を提供している。また、彼の最初のグラフィック小説「マリファナマン」のショート・フィルム化と続編の執筆、さらに自然素材を使用した食品“ジギー・マーリー・オーガニックス”の製品化にも取り組んでいる。
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