2020/08/18
2020年米民主党全国大会の1日目、故ジョージ・フロイド、人種差別的で偏った犯罪者プロファイリングや警察の残虐行為によって失われた無数の命に敬意を払って、リオン・ブリッジズがシングル「スウィーター」を演奏した。
大都市を見渡せる建物の屋上でリオンとバンド・メンバーは、死者を悼み、またより良い未来への希望を馳せながら演奏した。
リオンの演奏前には、故ジョージ・フロイドの兄弟が亡き家族に敬意を表し、正義と平和を求めた。「正義のために戦い続けるかは私たち次第です。私たちの行動は彼らの遺産となります」とジョージの弟のフィロニーズは述べ、「ジョン・ルイスが言う“good trouble”の中に常に私たち自身を見つけなければなりません」と続けた。
ジョージ・フロイドの死後、米国内でBlack Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター、黒人の命は重要)運動が過熱する6月にリオンはこの曲をリリースしているが、米ビルボードとのインタビューで、1年前に書き上げた作品にも関わらず、現在も状況が変わっていないと嘆いた。「これは果てしない物語です。でも、それと同時に平等のために戦うためにみんなが集まるのを見て、私は楽観的になりました」と説明している。
現地時間2020年8月17日から20日の期間、オンラインで開催される2020年米民主党全国大会ではジョン・レジェンド、ジェニファー・ハドソン、ビリー・アイリッシュなどが出演し、パフォーマンスが行われる。
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