2012/12/19
先週、「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」で米ビルボード・シングル・チャート“Hot 100”1位を獲得したブルーノ・マーズだが、今週のニールセンBDSによる“ポップ・ソングス“エアプレイ・チャートで2位から1位へ浮上したことにより、新たな功績をあげた。
同曲でマーズは5曲目の“ポップ・ソングス“1位獲得となり、ネリー、ジャスティン・ティンバーレイクと並び、同チャートにおける最も1位獲得数の多い男性ソロアーティストとなった。ちなみに、ティンバーレイクはイン・シンク時代の2000年にも「バイ・バイ・バイ」(10週1位)及び「イッツ・ゴナ・ビ・ミー」(5週)で1位を獲得している。
1992年の10月3日から始まった“ポップ・ソングス“エアプレイ・チャートで、最も多く1位を獲得している男性ソロアーティスト上位は以下の通りだ。
5, ブルーノ・マーズ
5, ネリー
5, ジャスティン・ティンバーレイク
4, フロー・ライダー
3, クリス・ブラウン
3, エミネム
3, リュダクリス
3, ティンバランド
3, カニエ・ウェスト
なお、男女総合でみると、ケイティ・ペリーとリアーナがそれぞれ9曲での獲得で首位に立っている。女性アーティストは全般的に男性をはるかに上回り、6~8曲で1位を獲得したアーティストは他にも5名いる。ピンク(8)、レディー・ガガとブリトニー・スピアーズ(それぞれ7)、ビヨンセとマライア・キャリー(6)である。また、クリスティーナ・アギレラとアヴリル・ラヴィーンは、マーズと同じく5曲での獲得となっている。
マーズにとって初めての“ポップ・ソングス“1位は、B.o.Bにゲスト参加した「ナッシン・オン・ユー」で、2010年5月22日のこと。また、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で最高3位、合計112週間チャートインしていたデビューアルバム『ドゥー・ワップス&フーリガンズ』からは、初の“ポップ・ソングス“1位を2曲送り出した(「ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー」と「グレネイド」)。なお直近の1位は、2月4日の週に獲得した映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』サントラからの「イット・ウィル・レイン」だった。
「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」はマーズの2枚目のアルバム『アンオーソドックス・ジュークボックス』に収録。同アルバムは今週のアルバム・チャートでTOP5圏内発進が見込まれている。
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