2012/12/19 21:00
21世紀のパンク・プリンセス、アヴリル・ラヴィーンの新作「バッド・レピュテーション」が、2週連続1位を記録していたアリシア・キーズの「ガール・オン・ファイア」を抑え、今週Billboard JAPAN洋楽チャート1位に輝いた。
15日に公開され、初日2日間で動員数114万人を突破、2000年代に入って邦画史上最多の週末観客動員数を記録している人気漫画の劇場版『ONE PIECE FILM Z』のW主題歌として起用されているこの曲。共に主題歌となっている「ハウ・ユー・リマインド・ミー」は、婚約者チャド・クルーガーのバンド、ニッケルバックのピアノ・カヴァーとなっており、音楽面はもちろん、私生活にも注目が集まっている。そして映画が大ヒットという相乗効果もあり、圧倒的なエアプレイ・ポイントを稼ぎ、今週Hot 100では、先週51位から8位へと大幅にジャンプアップした。
先週に引き続き2位には、待望の2ndアルバム『アンオーソドックス・ジュークボックス』がリリースされたばかりのブルーノ・マーズの「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」が留まり、同日に3部作最終章『トレ!』がリリースされたグリーン・デイの「ザ・フォガットゥン」が先週12位より4位へランクアップしている。アヴリル・ラヴィーン同様、この曲は12月28日より日本でも公開される映画トワイライト・サーガの最終章『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』に起用されていることもあり、映画の公開へ向けますますチャート・アクションが活発になることが予想される。
そして12月に入り、クリスマス・シーズン突入ということもあり、往年のクリスマス・ソングが続々とランクイン。クリスマス・ソングの金字塔と言うべきマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が、4位へ浮上、ワム!の「ラスト・クリスマス」が初登場8位、クリス・レア「ドライビング・フォー・クリスマス」、ポール・マッカートニー/ウイングスの「ワンダフル・クリスマスタイム」が共に初登場で13、14位にランクインしている。他にもジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」やバックストリート・ボーイズの「イッツ・クリスマス・タイム・アゲイン」などもチャートインしている。
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