2020/08/09
ジェイミー・フォックスとジョセフ・ゴードン=レヴィット競演で贈るNetflix映画『プロジェクト・パワー』が、エミネム主演の自伝映画『8 Mile』(2003)に絶大な影響を受けていることを脚本家が告白した。
本作は、服用すれば5分間だけ、透明化・発火・怪力・超スピードなどのスーパーパワーが得られるものの、死に至る可能性もある危険な薬を巡って超過激アクションが繰り広げられる。脚本を務めたマットソン・トムリンは「私のお気に入りの『8 Mile』をもとに、スーパーパワー映画を作りたいと考えたんだ」と明かした。
「ヒップホップは、リアルで刺激的な領域から生まれているから素晴らしい」とヒップホップ愛を熱弁するトムリンは、エミネムが演じた主人公と重なる境遇を持つ人物を本作で生み出した。ドミニク・フィッシュバックが演じる貧しい家庭で育った高校生ロビンは、同居する病気の母を支える費用のために薬の売人という危険な仕事に手を出す一方で、ラッパーになりたいという夢も心に秘め、鬱屈した毎日を過ごしている。しかし、ひょんなことから、ジェイミー演じるアートやジョセフ演じるフランクとともに薬の秘密を探る過程で、自分に自信を取り戻していく。本作のヒップホップ要素について、カニエ・ウェストや50セント、ザ・ゲームなど有名ラッパーのアルバムの参加歴もあるジェイミーも、「本作でヒップホップを通して訴えるメッセージは素晴らしいものになっているよ」と大絶賛している。
さらに、本作には【SUMMER SONIC 2019】の来日が記憶に新しい人気ラッパーのマシン・ガン・ケリーが出演。マシン・ガン・ケリーは、薬を飲むことで全身が炎に包まれるパワーを手にする男ニュートを熱演し、作品を盛り上げる。ジェイミーは「世界で最も優れた技術を持つ製作陣と力を合わせたことで完成したんだ」と作品の出来に絶大な自信を語っており、あらゆる箇所にヒップホップ要素が散りばめられた、スタッフ・キャスト渾身の本作に期待せずにはいられない。
◎作品情報
Netflix映画『プロジェクト・パワー』
2020年8月14日(金)より、Netflixで独占配信開始
監督:ヘンリー・ジュースト&アリエル・シュルマン
脚本:マットソン・トムリン
出演:ジェイミー・フォックス、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ドミニク・フィッシュバック、ロドリゴ・サントロ、マシン・ガン・ケリーほか
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