2020/07/26 14:00
7月27日付の“Billboard JAPAN Top Albums Sales”で、BTSの『MAP OF THE SOUL : 7 ~ THE JOURNEY ~』が580,555枚を売り上げ、首位を獲得した。(集計期間2020年7月13日~2020年7月19日)
『MAP OF THE SOUL : 7 ~ THE JOURNEY ~』は前作『FACE YOURSELF』から2年3か月ぶりに発売されたBTSの日本で4作目のオリジナルアルバムで、テレビドラマ「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」の主題歌に起用されたリード曲「Stay Gold」、シングルとしてもヒットを記録した「Lights」、「Boy With Luv -Japanese ver.-」などが収録されている。
ここではSoundScanJapanのデータを使用し、『MAP OF THE SOUL : 7 ~ THE JOURNEY ~』の販売傾向を調査してみる。まずECと実店舗における販売の比率だが、グラフ1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/90409/2 )に示す通り圧倒的にECが多く、86%超がECだ。ECでしか買えない限定盤の存在など、EC寄りの戦略によるものと考えられるが、比率としては小さく見える実店舗でも78,845枚を売り上げている。
ではどの地域でより売れているのか、SoundScanJapanの地域別データで調べてみた結果をグラフ2(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/90409/3 )に示す。ECでの売上はここには含まれない。
上段の全アルバムの地域別比率に比べ、東北と中部以西の各地域の比率が高いことがわかった。逆に北海道と関東、甲信越は全アルバムの比率を下回った。発売初週のみの結果ではあるが全体に西日本での人気が高いことがうかがえる。熱心なファンがついていることで知られるBTSだが、ドラマタイアップをきっかけにファン層が拡大することも予想される。今後どのように変化していくのか、彼らの活躍から目を離せそうにない。
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