2020/07/09
カニエ・ウェストが、今年2月に新型コロナウイルスに感染していたと、米誌フォーブスのインタビューで明かしている。
闘病していた当時の状況について彼は、「寒気(がして)、ベッドで震えて、熱いシャワーを浴びて、治すために何をすべきか教えてくれる動画を見たりしていた」と明かし、「ドレイクがコロナウイルスにかかったって誰かに言われたことを思い出したけど、“ドレイクが俺より具合が悪いことなんてあるはずがない!”って答えたよ」と、二人の間の確執にかけた冗談を述べている。
回復に至るまでの治療に関する具体的な話はしなかったが、カニエは新型コロナのワクチン開発について否定的な立場を取っている。「我々の子どもたちの多くがワクチンを接種したことにより麻痺状態になっている」と彼は述べ、「COVID-19をワクチンで治すってよく言われているけれど、俺は非常に慎重になるべきだと思う」と語った。
そこから彼は、ワクチンには追跡装置が仕込まれているという、根拠のない陰謀説を長々と語り始めた。「あれは“獣の刻印”だ。天国の門をくぐれなくするために、あいつらは我々の中にチップを入れたり、さまざまなことをしたがっている。こんなことを言うのは申し訳ないけれど、“あいつら”とは自分の中に悪魔がいる人間たちのことだ。悲しいことに……最も悲しいことは、我々全員が天国にたどり着けなくなってしまうこと。中にはたどり着けない者たちが出てくることだ」と彼は持論を展開している。
現時点で世界で1,200万人以上が感染し、死者が55万人に迫る勢いの新型コロナウイルスに対抗するにはどうすべきか、ワクチンを否定するカニエは、「祈るんだ。自由のために祈る。全て神に関係している。神を怒らせるようなことをするのをやめるべきだ」と語っている。
Kanye West says he’s done with Trump—opens up about White House bid, damaging Biden and everything in between https://t.co/i61oxwFDC4 by @RandallLane pic.twitter.com/ebleDW1aK1
— Forbes (@Forbes) July 8, 2020
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像