2020/06/28 14:00
6月29日付のBillboard JAPAN “Top Single Sales”で、KinKi Kidsの『KANZAI BOYA』が192,326枚を売り上げ、首位を獲得した。(集計期間2020年6月15日~2020年6月21日)
『KANZAI BOYA』は、前作の『光の気配』から約半年ぶりに発表されたKinKi Kidsの42作目のシングル。初週のセールスでは前作『光の気配』の176,310枚を軽く超え、さらには前々作『会いたい、会いたい、会えない。』の187,143枚をも超える結果となった。
ここで、これら3作品の初週からの売上を比較してみる。SoundScanJapanのデータを用いて初週から4週までの売上累計を調査してみた結果をグラフ1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/89452/2 )に示す。前作、前々作ともに初週から4週目までの間に15,000枚前後の伸びがみられる。図ったように同じような経過をたどっていることからは安定したファンに支えられていることがうかがえる。初週だけに売上が集中せず、滑らかな立ち上がりとなるのはキャリアの長いアーティストに共通する特徴でもある。
地域別の特徴はあるか、こちらもSoundScanJapanの地域別データで調査した。その結果をグラフ2(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/89452/3 )に示す。左が『KANZAI BOYA』、右が2020年の全シングルの地域別売上比率である。このグラフからは『KANZAI BOYA』の関東以北の比率が低いことと、近畿地方の比率が明らかに高いことが読み取れる。全国で活躍するアーティストでありつつ、今も出身地での支持が厚いことが確認できた。
好調なスタートを切り、過去のパターンによればここからまだまだ伸びることが予測できる。『KANZAI BOYA』とKinKi Kidsの今後の動向に注目したい。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像



【ビルボード】KinKi Kids「KANZAI BOYA」が192,326枚を売り上げ初登場で総合首位 あいみょん「裸の心」総合4位にジャンプアップ
KinKi Kids、42ndシングルを5/5リリース タイトルは“前ユニット名”
KinKi Kids、ジャニ-さんにお別れ 堂本剛「『ありがとう、愛してるよ』と伝えました」
【深ヨミ】シングルセールスで無類の強さを見せ続けるKinKi Kidsの地域別の販売動向を調査
【ビルボード】ENDRECHERI『LOVE FADERS』が57,963枚を売り上げてALセールス首位 SiM/虹コンが続く










