2020/06/05 04:00
2020年上半期Billboard JAPANダウンロード・アルバム・チャート“Download Albums”で、King Gnuの『CEREMONY』が首位を獲得した。
本作は2020年1月15日にリリースされたKing Gnuの3rdアルバム。初週で29,377ダウンロード(DL)を売り上げ、2020年1月27日付チャートで首位を獲得して以降、通算4回の首位を獲得した。その結果、上半期チャートの集計期間中、10位圏内をキープし続け、上半期ダウンロード・アルバム・チャートを制した。なお、2019年1月19日にリリースされた前作『Sympa』の初週ダウンロード数は2,432DLで初登場4位を記録。このことからも、2019年から2020年にかけてKing Gnuがどれだけ飛躍したかが分かるだろう。
続く2位はOfficial髭男dismの『Traveler』。本作は2019年10月9日にリリースされたメジャー1作目のフル・アルバムで、2019年の年間チャートでは、集計期間が2か月弱と短かったにもかかわらず11位に。そして、2019年末以降も『紅白歌合戦』への初出場や、主題歌に起用されたドラマ『恋はつづくよどこまでも』のヒットなどで注目を集めたことで、2020年に入ってからもダウンロード・アルバム・チャートで通算2度の首位を獲得した。
そして3位にはRADWIMPSの『天気の子 complete version』がチャートイン。2019年11月27日に発売された本作は映画『天気の子』のサウンドトラックに“Movie edit.”として収録されていた主題歌5曲をフルサイズで収録した作品だ。初週で13,605DLを売り上げた本作は、2019年12月9日付のダウンロード・アルバム・チャートで初登場1位を獲得している。
4位はビリー・アイリッシュの『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』が獲得。本作はビリー・アイリッシュのデビュー・アルバムとして2019年3月29日にリリースされ、2019年の年間チャートでは77位を獲得したが、2020年1月に開催された【第62回グラミー賞授賞式】で、<最優秀アルバム賞>、<最優秀レコード賞>、<最優秀楽曲賞>、<最優秀新人賞>の主要4部門を史上最年少で独占。瞬く間に世界中で話題となり、日本でも【グラミー賞】以降、チャートをにぎわせ続けている。
その他、2020年上半期チャートではキャラクターラッププロジェクト“ヒプノシスマイク”シリーズが多数チャートイン。ナゴヤ・ディビジョンの『Bad Ass Temple Funky Sounds』が8位を獲得したほか、『麻天狼 -Before The 2nd D.R.B-』が17位を獲得するなど、100位以内に計6作品がチャートインした。
【2020年上半期JAPAN Download Albums】トップ10
1位『CEREMONY』King Gnu
2位『Traveler』Official髭男dism
3位『天気の子 complete version』RADWIMPS
4位『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』ビリー・アイリッシュ
5位『PRODUCE 101 JAPAN - 35 Boys 5 Concepts』PRODUCE 101 JAPAN
6位『Sympa』King Gnu
7位『ニュートンの林檎 ~初めてのベスト盤~』椎名林檎
8位『Bad Ass Temple Funky Sounds』Bad Ass Temple
9位『MAP OF THE SOUL : 7』BTS
10位『A COMPLETE ~ALL SINGLES~』浜崎あゆみ
集計期間:2019年11月25日(月)~2020年5月24日(日)
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