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2020/05/29

ビリー・アイリッシュ、The 1975/タイラー・ザ ・クリエイター/ジェイムス・ブレイクなど影響を受けたアーティストを語る

 ビリー・アイリッシュが父親のパトリック・オコネルと出演しているApple Musicの『Me & Dad Radio』の最新エピソードで、ビリーが影響を受けてきたThe 1975、タイラー・ザ ・クリエイター、ジェイムス・ブレイクなど、さまざまなアーティストたちについて二人が語り合いながらプレイリストで紹介している。

 The 1975は「イフ・アイ・ビリーヴ・ユー」を取り上げ、「人生で2番目に観たコンサートがThe 1975だった。もう何回もライブを観ている。マット・ヒーリー大好き。去年会うことができたんだけど、最高だった。(バンドのことが)マジで大好き。そしてこの曲はとても美しくて、扱っているテーマもほかではほとんど見たことがないから、しっかり聴いてほしい」とビリーは紹介している。「イフ・アイ・ビリーヴ・ユー」は、神の存在を信じたいのに信じることができない葛藤を歌っている楽曲だ。

 タイラー・ザ ・クリエイターに関しては、以前からファンであることを公言している彼女だが、今回も“自分のあらゆる部分に影響を与えた”として取り上げている。“ずーっとファンだった”という彼の楽曲は、ほとんど全てを暗記してしまうほど聴いていたそうだが、なぜか『IGOR』はまだ全て聴けていなかったと打ち明け、“恥ずかしながら”「Earfquake」はタイラーが今年の【グラミー賞】で披露したパフォーマンスを観るまで知らなかったと明かしている。

 また、ジェイムス・ブレイクについては、彼が昨年開催したピアノ弾き語りツアーに行った感想を語っている。「アメイジングだった。息をのむようなライブだった。ほかのアーティストがあれをやっていたら、ものすごく退屈だったと思うんだけど、ジェイムス・ブレイクだったから完璧だった」と彼女は絶賛し、自身の「when the party’s over」をカヴァーしてくれたことに感激して涙が止まらなかったと振り返っている。

 ビリーはほかにも、自身とフィニアスが曲で架空のペルソナを表現するのは、色々なキャラを生み出してきたラナ・デル・レイに影響されていることや、さまざまな声を使い分けるニッキー・ミナージュを褒めるなど、女性アーティストも取り上げている。

 特にマリーナ・アンド・ザ ・ダイアモンズとの出会いについて彼女は、ハロウィン用のメイク・チュートリアル動画を見ていた時にたまたまBGMで使われていた「Primadonna」が気になったことがきっかけだったと明かしている。「“すごく変な曲だな”って思ったんだよね。彼女の声が面白かった。そこから調べてみたら(マリーナ・アンド・ザ ・ダイアモンズだと分かり)、“もうこのアーティストめっちゃ好き!”ってなったんだ」と彼女は振り返り、「何年も何年もずっと大好きで、このアルバム(“Electra Heart”)の楽曲は全部覚えてるし、ここから3枚先のやつとかまで全部覚えてる」と話している。

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