2020/04/22
エミネムが、薬物を断って12年が経過した証として贈られた“ソブライエティ・コイン”の写真をSNSでシェアした。
「クリーン・ダズン(12)、終了!俺は恐れていない」とキャプションに綴られた写真には、数字の12の周りにアルコホーリクス・アノニマス(AA)の3つのレガシーである“リカヴァリー”(回復)、“ユニティー”(結束)、“サービス”(奉仕)の文字が刻まれているコインが写っている。
エミネムは2008年4月20日から処方薬のバイコディン、バリウム、アンビエンなどを断つ治療を開始した。2007年にメサドンを過剰摂取して命を落としかけるなど、それまで何年も薬物依存に苦しんでいた彼は、左腕にバイコディンの錠剤のタトゥーを入れるほどの中毒者だった。
2009年のアルバム『リラプス』は、クリーンになってから初めてレコーディングされた作品で、2010年には『リカヴァリー』も発表している。近年は積極的に活動しており、2017年12月に『リバイバル』をリリースした8か月後に『カミカゼ』を発表、今年1月には最新作『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ』をサプライズ・リリースした。米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得した今作は、エミネムにとって10枚目の全米No.1となったが、二桁の作品が首位を獲得したのは同チャート史上6人目で、故エルヴィス・プレスリーと並ぶ快挙となった。
Clean dozen, in the books! I’m not afraid. pic.twitter.com/g5Ww2gKoqF
— Marshall Mathers (@Eminem) April 21, 2020
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