宝塚歌劇団退団後、初の舞台出演となる元花組トップスターの真飛聖
　パルコ・プロデュース公演「恋と音楽」の公開舞台稽古が１日、東京都内で行われ、出演者の稲垣吾郎、真飛聖、演出の河原雅彦氏が会見に応じた。
　本作は、人気ミュージカル作家（稲垣）と彼の前に現れた謎の女性（真飛）が織り成す恋愛模様を描くミュージカルコメディー。
　ミュージカル初挑戦の稲垣は「普段、音楽をやっていても、こういう環境で歌を歌うことはないのですごい快感。病みつきになりそう」とその魅力について語った。
　稽古後も、共演者たちと熱心に芝居の話をしているという稲垣は「（今までの）僕にはあまりなかったこと。ＳＭＡＰの中でも、誰よりも早く帰るタイプだったので。こうして現場で、みんなで手作りしていくというのも舞台の醍醐味（だいごみ）です」と語った。
　また“妄想の恋愛をする作家”という役については「僕にぴったりかな。妄想好きです。最近は、家に帰るとずっと（相手役の）真飛さんのことを考えています。湯船に漬かっていても頭に浮かびます。完全にこのヒロインに恋をしています」と熱く語った。
　「（真飛に恋をする）妄想が現実になることは？」という質問には「そうですよ。分からないですよ」と答え、思わせぶりな笑みを浮かべた。
　舞台は１２月１日～２８日まで東京・パルコ劇場、２０１３年１月１１日～１４日、大阪・森ノ宮ピロティホール、１月２６日、２７日、仙台・イズミティ２１で公演予定。

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