2020/04/14
イディナ・メンゼル、ビリー・ポーター、ベン・プラット、シンシア・エリヴォなど50人以上の有名人がそれぞれの自宅から参加する形で、ユダヤ教の過越祭(ペサハ、Passover)の最初の夜にあたるセーデル(Seder)を行った。
“サタデー・ナイト・セーデル”と題された約1時間のヴァーチャル・イベントでは、エジプトからユダヤ人が脱出する物語を伝えるマッギード(Maggid)と呼ばれる部分が、伝統的なストーリーテリング、コント、音楽パフォーマンスなどを通じて行われた。
俳優のジェイソン・アレクサンダーが司会を務めたこのチャリティ・イベントを通じ、米国疫病予防管理センター(CDC)のCOVID-19緊急対応基金への支援金として約235万ドル(約2億5,300万円)が集まった。ちなみに、参加している有名人はユダヤ人だけではなく、あらゆる宗教の人々が顔を出している。
イベントでは、スティーブン・シュワルツの伴奏でエリヴォとショシャナ・ビーンが「When You Believe」(『プリンス・オブ・エジプト』)をデュエットしたり、ポーターが俳優のヘンリー・ウィンクラーと「Go Down Moses」(行け、モーゼ)をヴォーカル・パフォーマンスと読み聞かせのマッシュアップで披露したり、ニック・クロール、フィン・ウルフハード、メンゼル、The Ma Nishtanah Ensembleが“4つの質問”の儀式をミュージカル風に再現した。
また、「Next Year」(“来年は”)と題された最後のパートでは、曲を共作したマーク・ソンネンブリックの伴奏で歌うシャイナ・タウブ(Shaina Taub)の歌に乗せて、ウーピー・ゴールドバーグ、ビジー・フィリップス、ジョシュ・グローバン、タン・フランスなどの有名人が医療現場で働く人々などと共に、“来年の同時期に何をしていたいか”をそれぞれ語っている。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像