ドレイクから希望のメッセージ、2020年現在で最大のデビュー実績、『アフター・アワーズ』収録曲すべてが“Hot 100”にチャートイン：今週の洋楽まとめニュース

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2020/04/04

　今週の洋楽まとめニュースはドレイクの話題から。2020年3月30日、ドレイクがSNSで初めて一人息子アドニスちゃんの写真を公開した。新型コロナウィルスの感染拡大を受け、多くの人々が隔離生活を余儀なくされているが、ドレイクは息子とのツーショットや昔の両親の写真などと共に、不安な時代を生きるフォロワーを勇気付ける長文メッセージを投稿している。彼は、「今の君にとって最も重要なのは、自分の中にある光とつながることだ。そうすることで最大の隙間が生じる。それを可能にする全ての力が自分の中にあると信じながら、そうするために自分に喜びをたくさんもたらしてくれる人やものとつながろう」とアドバイスしている。

ドレイク、希望のメッセージと共に息子の写真を初公開「最も重要なのは自分の中にある光とつながること」

　米出身のシンガー・ソングライター、コナン・グレイが2020年3月20日に発売したデビュー・アルバム『Kid Krow』が、全米アルバム・チャート（Billboard 200）初登場5位、全米ポップ・アルバム・チャート初登場1位、ビルボード・トップ・アルバム・セールス・チャート初登場2位をそれぞれ記録した。これで、コナン・グレイは、2020年現在で最大のデビュー実績を記録した新人となった。先日自身が愛してやまないというテイラー・スウィフトも、同作品と収録曲「Wish You Were Sober」を「このアルバムのすべてに夢中なの。特にこの曲は傑作。騒ぎ立てるわけじゃないけど、一生リピートし続けると思う」と絶賛した。

コナン・グレイ、2020年現在で最大のデビュー実績を記録

　新型コロナウイルスのパンデミックが続く中、ソーシャル・ディスタンシングを積極的にファンへ呼びかけ、感染者数のカーブを緩めることを促しているアリアナ・グランデだが、そんな彼女もファンや彼らと交流できるツアー生活が恋しいようだ。3月31日、アリアナは、“みんなが恋しい”を意味する「imy」（i miss you）というキャプションとともに、満面の笑みを浮かべてステージに立つ姿、コンサート中のファンや彼らが作ったサイン、ミート・アンド・グリートの様子、スタッフとの2ショット、フェイスパックをして愛犬とくつろぐ姿など、【スウィートナー・ツアー】を振り返る写真を数枚インスタグラムへ投稿している。

アリアナ・グランデ、ツアー生活をインスタで振り返る「みんなが恋しい」

　さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、ザ・ウィークエンドの「ブラインディング・ライツ」が首位の座を勝ち取った。よって、ロディ・リッチの「ザ・ボックス」は12週目の首位を死守できず、2位にランクダウンしている。また、ザ・ウィークエンドの最新アルバム『アフター・アワーズ』オリジナル盤に収録されている計14曲がすべて、同チャートにランクインしている。その中でも、TOP40圏内に計10曲を同時チャートインさせ、ドレイク、アリアナ・グランデ、J.コール、リル・ウージー・ヴァート、リル・ウェイン、ポスト・マローン、トラヴィス・スコットに次ぐ、8組目の快挙を成し遂げている。

【米ビルボード・ソング・チャート】ザ・ウィークエンド「ブラインディング・ライツ」が首位に、ドジャ・キャット初TOP10入り
 ザ・ウィークエンド、『アフター・アワーズ』収録曲すべてが米ビルボード・ソング・チャートにランクインする快挙

　そしてアルバム・チャートでも、先述したザ・ウィークエンドの新作『アフター・アワーズ』がNo.1デビューを飾った。首位獲得は2015年リリースの2ndアルバム『ビューティー・ビハインド・ザ・マッドネス』と、2018年に発表したEP『マイ・ディアー・メランコリー、』含む4作目。『アフター・アワーズ』の初動ユニットは444,000で、そのうちアルバムの純粋な売上枚数が275,000枚、アルバム・ストリーミングによるユニット数(SEA)が163,000、楽曲単体のストリーミング数(TEA)が6,000だった。これは地震最大の初動ユニットであり、2020年度の週間ユニット数としては、3月7日付チャートで同1位に初登場したBTSの『Map of the Soul: 7』(422,000ユニット)を超える最高記録を更新している。

【米ビルボード・アルバム・チャート】ザ・ウィークエンドが2020年最大週間ユニットで首位デビュー、コナン・グレイ/故ケニー・ロジャースTOP10入り

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