2020/03/26
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、全米で事実上の外出禁止令が広がる中、予防のために自主隔離し、暇を持て余している人々が多いようだ。一方で、ツアーやコンサートが軒並み中止や延期に追い込まれてしまったことから、スケジュールがぽっかり空いてしまったアーティストもいるようで、こうした状況が重なってしまった人物が新たな企画を立ち上げた。
2020年3月24日、フー・ファイターズのデイヴ・グロールが、インスタグラムで“Dave’s True Stories”と題された自伝的シリーズを開始すると発表した。彼はメッセージで、「やあ、俺はデイヴ。ときどきドラムを叩いてる。ときどきギターを弾く。ときどき物語を語ったりもする。現在職探し中だ」と自虐的に自己紹介し、「だから人々が笑顔になるような、実際にあったことをショート・ストーリーとして書いて時間を過ごそうかと思ってさ」とシリーズの意図を説明した。彼はまた、「何もしないでじっとしていられない」という自身の落ち着きのない性格も明かしている。
デイヴはさらに、「俺の母親は優秀な英語の教師だったし、父親はキレキレのスピーチライターだった。だから俺は反抗するために学校で文法や句読点を気にしないようにしていた(あとは寝室のステレオからデスメタルを大音量で四六時中流してた)」と振り返り、「だから大目に見てくれよ。これは【ノーベル文学賞】を狙ってるわけじゃないんだから」と続けている。
彼は、「自分の人生におけるバカバカしい瞬間をいくつかみんなに伝えることを楽しみにしているよ」と綴り、最後に「ファッキン手を洗え」と締め括っている。
今年で結成25周年を迎えるフー・ファイターズは、結成当時の1995年に回った同じ場所を再び巡る【The Van Tour 2020】を開催予定だったが、4月の日程は12月に延期されており、5月の日程がどうなるかは現時点でまだ発表されていない。
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