2020/03/11
米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の大学院生が、最近発見した新種の昆虫にレディー・ガガにちなんだ名前をつけた。
ニカラグアの太平洋沿岸近くに生息する、新種のツノゼミ科の昆虫は、Kaikaia gagaと名付けられた。昆虫学の博士候補生であるブレンダン・モリス(Brendan Morris)が、研究のため米ピッツバーグにあるカーネギー自然史博物館に保管されている約1,000個体にも及ぶツノゼミ(treehopper)を調べていたいたところ、新種が紛れ込んでいることに気付いた。
個体は雌で、ほかとは異なるユニークな特徴があったそうだ。モリスは、第一報を報じたイリノイ・ニュース・ビューローに対し、「レディー・ガガの虫がいるとしたら、それはツノゼミだろう」とコメントし、「奇妙なツノを持っているし、奇抜なファッション・センスの持ち主だからね。これまで見たこともないようなものなんだ」と説明している。
過去にも有名アーティストにちなんで命名された新種がいくつかある。今月上旬に新種の深海甲殻類がメタリカにちなんでMacrostylis metallicolaと命名されたほか、2017年に新種のエビがピンク・フロイドから名前を取ってSynalpheus pinkfloydiと名付けられている。また、2016年には新種の植物がジミ・ヘンドリックスからDudleya hendrixiiと命名されている。
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