2020/01/29
ビリー・アイリッシュが【第62回グラミー賞】の主要4部門(アルバム賞、レコード賞、楽曲賞、新人賞)を、デビュー・アルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』と収録曲「bad guy」で制覇した。
若干18歳での最年少記録、そして女性初という記録も達成した彼女だが、実は過去にこの偉業を達成したアーティストは一人しかいない。1981年にノミネートされたクリストファー・クロスだ。当時29歳だった彼は、セルフ・タイトル・デビュー・アルバム(邦題『南から来た男』)と、大ヒット曲「セイリング」で4部門を制覇した上、さらに別部門でも受賞しているところもビリーと同じだ。ビリーは<最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞>も受賞している。
唯一の記録保持者だったクロスは、ビリーと、アルバム/レコード/楽曲部門で同時受賞を果たし、<最優秀プロデューサー賞/クラシック以外>など全5部門で受賞した共作者でプロデューサーでもある兄のフィニアスに対し、SNSを通じて敬意を表した。
https://www.instagram.com/p/B713_wkl_Vt
自身が受賞した時の写真と、ビリーとフィニアスが満面の笑みで合計10個のトロフィーを抱えている写真をインスタグラムに投稿した彼は、「【グラミー賞】の主要4部門を一晩で同時受賞した僕の記録は、39年間破られることがなかった。そこへ才能ある若い妹と兄がやって来るまでは。ビリー・アイリッシュとフィニアス・オコネルの音楽史への見事な貢献におめでとうと言いたい。よくやったね。記録は破られるためにあるのだから、彼らの功績を心から喜んでいる。クラブへようこそ、友人たち」と祝福のメッセージを添えた。
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