2020/01/28
ジャスティン・ビーバーのYouTube Originalsドキュメンタリー『Seasons』が、現地時間の2020年1月27日にエピソード4まで公開された。EP2~4はプレミアム会員しか見ることができず、各話が約10分という長さではあるものの、無料で視聴可能なEP1だけでも十分見応えがある内容になっている。
“Leaving the Spotlight”(注目から離れる)と題された初回(https://youtu.be/cAVgKdbDlRY)は、ジャスティンが2017年の【パーパス・ワールド・ツアー】を、残り10数公演という段階で突然中止してから、再びスタジオやステージに復帰できるようになるまでの道のりに焦点が当てられている。各時期について本人が振り返っているほか、妻のヘイリー、マネージャーのスクーター・ブラウンとマネージメント・チームのアリソン・ケイ(Alison Kaye)、そしてビジネス・パートナーで友人のライアン・グッド(Drew Houseの共同設立者)がコメントを寄せている。
◎ニュー・アルバムのリリースはもうすぐ
EP1では、“2019年5月”にジャスティンが妻を連れて生まれ育ったカナダ・オンタリオ州のストラトフォードを訪れる場面がある。日付の下に、“アルバム・リリースまで9か月”と表示されていることから、近々に新作を発表するつもりでいるようだ。正確なリリース日は明らかにされていないが、ジャスティンは『Seasons』が公開される1週間前に、1月27日、28日、29日、そして2月14日という日程をティーズしていることもあり、近日中に何かしらの動きがありそうだ。
◎ジャスティンは生い立ちを恥じていた
故郷のストラトフォードでは、デビュー前に弾き語りをしていた場所を確認したり、住んでいたアパートを訪ねたりしている。自分が暮らしていた頃より共用部がきれいになっていたようで、「壁に絵なんか飾ってるんだ?」などと廊下を歩きながら冗談を言う場面もあるが、10年暮らしたという半地下の部屋を外から眺めながら、ここに住んでいることが恥ずかしかったと妻に語っている。到着した際にレンジ・ローバーを駐車しながら、「こんなことができるようになるなんて思ってもみなかったよ」などと感慨深げに話す場面もある。
◎2019年の【コーチェラ】がターニング・ポイントだった
ジャスティンは2019年の【コーチェラ・フェスティバル】で、アリアナ・グランデのステージにサプライズ・ゲストとして登場し、「ソーリー」を披露した。友人のグッドによると、ジャスティンは出演すべきか相当悩んでいたそうだが、約2年ぶりのステージ・パフォーマンスは結果的にいい意味での刺激になった。マネージメント・チームのケイは、【コーチェラ】直後にスケジュールを調整してほしいとジャスティンに頼まれたそうだ。「彼が仕事をしている時のようなローリング・アイテナリーを作ってくれないかって。彼が実際に時間を入れるよう指示してきた瞬間に、“あ、OK、仕事復帰ってことね”って理解した」と彼女は当時を振り返っている。
◎生活環境の変化が、彼の曲作りにも好影響
長期休暇を取り、結婚したことで、気の持ちように変化が現れ、スタジオに復帰してからの創作活動がまた楽しめているとジャスティンは語っている。また、以前は自分のために音楽を作っていたが、大人になった今は心境に変化が生まれたようで、「焦点と目標が自分自身だと、意義を見失いがちだ。年を追うごとに、自分の才能を正当な理由で使えていなかったことに気付いてきたんだ。目標は自分じゃなく、何かに悩んでいるかもしれない誰かを助けてあげて、そのことについて話せるようにしてあげることなんだ。自分の仕事をそうやって見るとクールだなって思える」と彼は話している。
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